KZ-R6TB-07地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 追試験(地理B)

図は、南アメリカの12か国について、国土面積と、人口、森林面積、日本への輸出総額のいずれか(カ〜ク)を面積で比較できるように示したカルトグラムである。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R6TB-07の問題図版
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正解: 1

正解

クでは国土面積の図と比べてチリが大きく表されており、銅の輸出などで日本との結び付きが強いチリの割合が大きい、日本への輸出総額の図と考えられる

この問題のポイント

カルトグラム(変形地図)の読み方を問う。国土面積の図と各図を見比べ、どの国が膨らみ・縮んでいるかから指標を推理する。

解説

カルトグラムは、統計値の大きさに比例するように国や地域の形・面積を変形させた統計地図である。値の地域差を面積の違いとして直感的に比較できる。
読み方の基本は、基準となる国土面積の図と見比べて、どの国が大きく(小さく)なったかを確認することである。
では、国土面積では細長い小国にみえるチリが大きく表されている。チリは銅鉱の産出世界一の国であり、銅や魚介類、果実などを日本へ輸出する、南アメリカで日本との貿易の結び付きが特に強い国である。この特徴から、クは日本への輸出総額と判断できる。
は人口最大のブラジルが突出しつつコロンビアなども目立つ人口はアマゾンの熱帯林を抱えるブラジルやペルーが大きい森林面積にあたる。ガイアナやスリナムのような小国は、どの指標でも小さく描かれる。
国土の広さと指標の大きさのずれこそが、カルトグラムの読みどころである。

ひっかけポイント
カルトグラムは実際の面積・形とは異なる。国土面積の図との差分(膨らんだ国・縮んだ国)に注目するのが判別の近道である。

選択肢の確認

①「クでは国土面積の図と比べてチリが大きく表されており、銅の輸出などで日本との結び付きが強いチリの割合が大きい、日本への輸出総額の図と考えられる」
正しい。
正解。クでは細長い小国チリが国土面積の図より大きく表されている。銅などの対日輸出が大きいチリの特徴から、クは日本への輸出総額である。

②「クではガイアナが12か国の中で最も大きく表されている」
誤り。
誤答理由: ガイアナはどの図でも小さく描かれる小国であり、最大という読みは成り立たない。

③「カではブラジルが12か国の中で最も小さく表されている」
誤り。
誤答理由: カで最も大きいのは人口約2億のブラジルであり、最も小さいという読みは逆である。

④「カルトグラムでは、国ごとの指標の大小を比較することはできない」
誤り。
誤答理由: カルトグラムは統計値を面積の大小で表す地図であり、まさに指標の比較のための表現である。

覚えるポイント

  • カルトグラムは統計値を面積の大小で表す変形地図
  • チリの膨らみは日本への輸出(銅など)を示す手がかり
  • 基準図との比較で指標を推理する

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 比較軸をそろえる:二つの時代・地域を、政治の担い手、土地・税制、対外関係、社会への影響など同じ軸で比べ、共通点と相違点を混同しない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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