KZ-R6TB-06地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和6年度 追試験(地理B)

この図の出題で扱われる石油生産量、二酸化炭素排出量、農産物の生産量に関する知識として最も適切なものはどれか。

KZ-R6TB-06の問題図版
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正解: 2

正解

二酸化炭素の排出量は中国が世界最大であり、アメリカ合衆国やインドがこれに次いでいる

この問題のポイント

エネルギー・環境・農業の主要指標について、上位国の顔ぶれを正しく押さえているかを問う。

解説

主要な統計の上位国は、地理の統計判読の共通の土台となる。
二酸化炭素排出量は、石炭火力への依存が大きく「世界の工場」となった中国が第1位で、世界の排出量の約3割を占める。第2位はアメリカ合衆国、第3位はインドであり、排出削減をめぐる国際交渉(パリ協定など)でもこれらの国の動向が焦点となる。ただし1人当たり排出量では、アメリカや湾岸産油国が中国・インドを上回る点に注意したい。
原油の生産は、サウジアラビアなどペルシャ湾岸諸国に加え、シェール開発で生産を急増させたアメリカ合衆国ロシアが最上位を争う。中東だけが産油地という理解は現状に合わない。
農産物の生産量は、中国・インド・アメリカ合衆国・ブラジルなど、広い農地と多くの人口を持つ国が上位を占める。
複数の指標で同じ大国が上位に並ぶ構図は、前問の地図の読み取りとも対応している。

ひっかけポイント
総排出量(中国1位)と1人当たり排出量(米国などが上位)の区別は頻出。原油=中東だけという古いイメージも誤りである。

選択肢の確認

①「農産物の生産量が世界で特に多いのは、国土の狭い都市国家である」
誤り。
誤答理由: 農産物の生産量が多いのは中国・インド・アメリカなど広い農地と人口を持つ国であり、農地の乏しい都市国家ではない。

②「二酸化炭素の排出量は中国が世界最大であり、アメリカ合衆国やインドがこれに次いでいる」
正しい。
正解。二酸化炭素排出量は中国が世界の約3割で第1位、アメリカ合衆国が第2位、インドが第3位である。

③「二酸化炭素排出量の世界第1位は日本である」
誤り。
誤答理由: 日本の排出量は世界5位前後であり、第1位ではない。第1位は中国である。

④「原油の生産はペルシャ湾岸の国々に限られ、アメリカ合衆国では行われていない」
誤り。
誤答理由: アメリカ合衆国はシェール開発により世界最大級の産油国となっており、中東だけという記述は現状に合わない。

覚えるポイント

  • 二酸化炭素排出量は中国・アメリカ・インドの順
  • 原油生産はアメリカ・サウジアラビア・ロシアが最上位
  • 総量と1人当たりの指標は区別して読む

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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