KZ-R6TB-05|地理総合・地理探究 対策問題
図は、いくつかの統計指標について上位に入る国々を塗り分けて示した2枚の世界地図である。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

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正解: 3
正解
二つの地図のいずれにも中国やアメリカ合衆国、インドなどが含まれており、複数の指標で上位に入る国があることが読み取れる
この問題のポイント
指標別の上位国を塗り分けた地図を比較し、共通して現れる国と指標ごとに異なる国を読み分ける問題。
解説
統計指標の上位国を塗り分けた地図を複数枚比べるときは、どの国が共通して塗られ、どの国が片方だけかに注目する。
図では、中国・アメリカ合衆国・インド・ロシア・ブラジルといった国々が二つの地図の両方に塗られている。これらは、広大な国土・多い人口・大きな経済規模を併せ持つため、エネルギー・環境・農業など性格の異なる指標でも軒並み上位に入る国々である。
一方、地図によって顔ぶれの異なる部分もある。ヨーロッパの国々が多く塗られる指標もあれば、資源や農地に恵まれた国が塗られる指標もあり、指標の性格の違いがそこに表れる。オーストラリアや南アメリカの国が含まれることから、上位国は北半球に限られない。
このような地図では「大国の常連」と「指標固有の顔ぶれ」を切り分けることが、指標名を推理する第一歩となる。
ひっかけポイント
「完全に一致/まったく無関係」という極端な記述はどちらも誤りになりやすい。共通部分と相違部分の両方を確認して答える。
選択肢の確認
①「南アメリカの国は、二つの地図のどちらにも含まれていない」
❌ 誤り。
誤答理由: ブラジルなど南アメリカの国は地図に塗られており、どちらにも含まれないという読みは図と矛盾する。
②「塗られた国はいずれも北半球だけに位置している」
❌ 誤り。
誤答理由: オーストラリアなど南半球の国も塗られており、北半球だけという読みは誤りである。
③「二つの地図のいずれにも中国やアメリカ合衆国、インドなどが含まれており、複数の指標で上位に入る国があることが読み取れる」
✅ 正しい。
正解。中国・アメリカ・インドなどは二つの地図の両方に塗られており、複数の指標で上位に入る大国の存在が読み取れる。
④「二つの地図で塗られた国の顔ぶれは完全に一致している」
❌ 誤り。
誤答理由: 二つの地図ではヨーロッパ諸国の有無など顔ぶれに違いがあり、完全に一致という読みは成り立たない。
覚えるポイント
- 中国・アメリカ・インドなどは多くの指標で上位の常連
- 指標ごとに固有の上位国が加わる(資源国・農業国など)
- 複数の地図は共通と相違に分けて比較する
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。