KZ-R7H-01地理総合・地理探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 本試験

図は、食や健康に関するある指標を低位・中位・高位の3階級で塗り分けた世界地図である。図の読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R7H-01の問題図版
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正解: 4

正解

高位の国がサハラ以南アフリカなどの発展途上地域に多いことから、この指標は栄養不足人口の割合と考えられる

この問題のポイント

階級区分図の高位の分布から指標名を推理する問題。「どの地域が高位か」と「その指標なら高いはずの地域はどこか」の整合を確かめる。

解説

指標の値の高低を色の濃淡で塗り分けた地図を階級区分図といい、割合など相対的な指標の分布を示すのに適している。
この図では、高位にあたる濃い色の国がサハラ以南アフリカを中心に、南アジアやラテンアメリカの一部など発展途上地域に分布している。北アメリカやヨーロッパの先進国は低位である。
発展途上地域で高く、先進国で低い指標は何かを考えると、栄養不足人口の割合が当てはまる。慢性的な食料不足に苦しむ人の割合は、干ばつ・紛争・貧困が重なるサハラ以南アフリカで特に高い。
逆に、平均寿命1人1日当たりのカロリー摂取量であれば先進国側が高位になるはずで、図の分布と矛盾する。このように、選択肢の指標ごとに「高位になるべき地域」を想定し、図と照合するのが定石である。

ひっかけポイント
同じ地図でも指標が「良い値」か「悪い値」かで高位の意味が逆転する。カロリー摂取量や平均寿命なら先進国が高位になる点で消去できる。

選択肢の確認

①「高位の国が北アメリカやヨーロッパの先進国に集中していることから、この指標は栄養不足人口の割合と考えられる」
誤り。
誤答理由: 図の高位の国は北アメリカやヨーロッパではなくアフリカなどに分布している。地図の読み取り自体が図と食い違っている。

②「高位の国がアフリカに多いことから、この指標は1人1日当たりのカロリー摂取量と考えられる」
誤り。
誤答理由: カロリー摂取量は先進国で高くアフリカで低い指標なので、アフリカが高位という図の分布とは論理的に整合しない。

③「塗り分けに地域的なまとまりはなく、指標の傾向は読み取れない」
誤り。
誤答理由: 図の塗り分けにはサハラ以南アフリカに高位が集中するという明瞭な地域的まとまりがあり、傾向が読み取れないという記述は誤り。

④「高位の国がサハラ以南アフリカなどの発展途上地域に多いことから、この指標は栄養不足人口の割合と考えられる」
正しい。
正解。高位の国はサハラ以南アフリカなど発展途上地域に多く、先進国は低位である。途上国で高くなる指標として栄養不足人口の割合が当てはまる。

覚えるポイント

  • 階級区分図は割合指標の分布表現に適する
  • 栄養不足人口の割合はサハラ以南アフリカで高い
  • 指標ごとに高位になるはずの地域を想定して照合する

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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