SG5-003地理総合・地理探究 対策問題

地理総合B 国際理解と国際協力(1) 生活文化の多様性と国際理解

とうもろこしの食文化に関する説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

中央アメリカの原産で、メキシコでは粉にして薄く焼いたトルティーヤとして主食にされている

この問題のポイント

とうもろこしの原産地と食文化の結び付きを問う。中央アメリカ原産とトルティーヤの対応、そして飼料用としての利用が多い点が判断の軸。

解説

とうもろこし中央アメリカ(メキシコ高原周辺)の原産で、古代マヤやアステカの文明を支えた作物である。メキシコでは今も、とうもろこしの粉を薄く焼いたトルティーヤが主食で、具を包んだタコスなどの料理に発展している。
大航海時代以降に世界へ広まり、現在はアフリカ東部・南部でも粉を練った主食が広く食べられている。ケニアやタンザニアのウガリはその代表例である。
一方、世界のとうもろこし生産の大部分は主食ではなく家畜の飼料用であり、近年はバイオエタノールの原料としての需要も増えている。最大の生産国はアメリカ合衆国で、中国がこれに次ぐ。
同じ作物でも、地域によって主食・飼料・工業原料と役割が異なる点が、とうもろこしの大きな特徴である。

ひっかけポイント
ナンは小麦の食文化で、西アジア原産という説明も小麦のもの。とうもろこしは畑作物であり、水田で栽培する米との混同、原産地の入れ替えが定番の型である。

選択肢の確認

①「ヨーロッパでは古代から主食とされ、パンの主原料であり続けてきた」
誤り。
誤答理由: とうもろこしが旧大陸に伝わったのは大航海時代以降で、ヨーロッパで古代から主食だったことはない。ヨーロッパのパンの主原料は小麦である。

②「中央アメリカの原産で、メキシコでは粉にして薄く焼いたトルティーヤとして主食にされている」
正しい。
正解。とうもろこしは中央アメリカ原産で、メキシコでは粉にして薄く焼いたトルティーヤが主食となっている。タコスなどの料理にも発展した。

③「西アジアの原産で、かまどで焼いたナンとして食べるのが伝統である」
誤り。
誤答理由: ナンは小麦の粉を焼いた食品で、西アジア原産という説明も小麦のものである。とうもろこしの原産地は中央アメリカである。

④「米よりも多くの水を必要とするため、水田で栽培されている」
誤り。
誤答理由: とうもろこしは畑で栽培される畑作物であり、水田で栽培されるのは米である。必要とする水の量も米より少ない。

覚えるポイント

  • とうもろこしは中央アメリカ原産、トルティーヤはメキシコの主食
  • アフリカ東部・南部でも粉を練った主食として普及
  • 世界的には飼料用・バイオエタノール原料の比重が大きい

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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