TK2-A02|地理総合・地理探究 対策問題
プレートの狭まる境界についての説明として最も適切なものはどれか。
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正解: 4
正解
海洋プレートが沈み込む場所には海溝と弧状列島が、大陸プレートどうしが衝突する場所にはヒマラヤ山脈のような大山脈が形成される
この問題のポイント
狭まる境界の2つの型(沈み込み型と衝突型)を区別できるかを問う。「海洋プレート沈み込み=海溝・弧状列島」「大陸どうしの衝突=大山脈」の対応が軸になる。
解説
狭まる境界は2つのプレートが近づき合う境界で、性質の違いから2つの型に分かれる。
沈み込み型は、密度の大きい海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む型である。沈み込む場所には深い溝状の海溝ができ、その陸側には火山を伴う弧状列島や山脈が形成される。日本列島はこの典型で、太平洋プレートやフィリピン海プレートが沈み込む日本海溝・南海トラフに面し、地震と火山活動が活発である。アンデス山脈も沈み込みによる山脈である。
衝突型は、大陸プレートどうしが正面からぶつかる型である。大陸地殻は軽くて沈み込めないため、地層が押し曲げられて盛り上がり、大山脈となる。インド亜大陸がユーラシア大陸に衝突して形成されたヒマラヤ山脈とチベット高原が代表で、山頂付近から海の生物の化石が見つかるのは、かつての海底の地層が押し上げられた証拠である。
ひっかけポイント
ヒマラヤは「衝突型」であり、海溝を伴う沈み込み型と混同しない。新しい地殻の生成は広がる境界(海嶺)の特徴で、狭まる境界の説明としては誤りである。
選択肢の確認
①「狭まる境界では新しい地殻が生み出され、海底に海嶺が形成される」
❌ 誤り。
誤答理由: 新しい地殻の生成と海嶺の形成は広がる境界の特徴であり、狭まる境界の説明ではない。
②「日本列島は、プレートが水平にすれ違うずれる境界の真上に位置している」
❌ 誤り。
誤答理由: 日本列島は海洋プレートが沈み込む狭まる境界に位置する弧状列島であり、ずれる境界の真上ではない。
③「ヒマラヤ山脈は、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込んでできた海溝に沿って形成された」
❌ 誤り。
誤答理由: ヒマラヤ山脈は大陸プレートどうしの衝突による山脈で、海溝は伴わない。沈み込み型と衝突型を混同している。
④「海洋プレートが沈み込む場所には海溝と弧状列島が、大陸プレートどうしが衝突する場所にはヒマラヤ山脈のような大山脈が形成される」
✅ 正しい。
正解。狭まる境界には、海洋プレートが沈み込んで海溝・弧状列島をつくる型と、大陸どうしが衝突してヒマラヤのような大山脈をつくる型がある。
覚えるポイント
- 沈み込み型=海溝・弧状列島・火山(日本列島)
- 衝突型=大山脈の形成(ヒマラヤ・チベット高原)
- 大陸地殻は軽いため沈み込まず衝突して隆起する
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。