TK-A1-01|地理総合・地理探究 対策問題
プレートの境界についての説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正解
プレートの境界には広がる境界・狭まる境界・ずれる境界の3種類があり、境界付近では地震や火山活動が活発である
この問題のポイント
プレートテクトニクスの基礎を問う。3種類の境界の名称と、それぞれに対応する地形(海嶺・海溝・横ずれ断層)の組合せが判断の軸になる。
解説
地球の表面は十数枚の硬い岩盤(プレート)に覆われ、それぞれが年に数センチの速さで移動している。この考え方がプレートテクトニクスであり、大地形の分布を説明する基礎理論である。
プレートの境界は3種類に分けられる。
- 広がる境界:プレートが離れ、マントルから新しい地殻が生み出される。海嶺(大西洋中央海嶺など)が代表で、海嶺が地上に現れたアイスランドでは火山活動が活発である
- 狭まる境界:プレートがぶつかり合う。海洋プレートが沈み込む場所には海溝ができ、日本列島のような弧状列島や火山が形成される。大陸どうしが衝突する場所にはヒマラヤ山脈のような大山脈ができる
- ずれる境界:プレートが水平にすれ違う。アメリカのサンアンドレアス断層が代表である
世界の震源や火山の分布はプレート境界にほぼ一致しており、境界から遠いプレート内部は地殻変動の少ない安定した地域となる。
ひっかけポイント
海嶺=広がる境界、海溝=狭まる境界の対応の入れ替えが最頻出。ヒマラヤ山脈は狭まる境界(衝突型)であり、ずれる境界のサンアンドレアス断層と混同しない。
選択肢の確認
①「プレートの境界には広がる境界・狭まる境界・ずれる境界の3種類があり、境界付近では地震や火山活動が活発である」
✅ 正しい。
正解。プレート境界は広がる境界・狭まる境界・ずれる境界の3種類に分けられ、世界の地震・火山の分布は境界にほぼ一致する。
②「広がる境界の代表的な地形は海溝であり、日本海溝がその例である」
❌ 誤り。
誤答理由: 広がる境界の代表的な地形は海嶺である。海溝は海洋プレートが沈み込む狭まる境界に形成され、日本海溝もその例である。
③「狭まる境界では新しい地殻が生み出され、海嶺が形成される」
❌ 誤り。
誤答理由: 新しい地殻が生まれて海嶺ができるのは広がる境界である。狭まる境界ではプレートが沈み込むか衝突する。
④「ずれる境界の代表例は、大陸どうしの衝突で形成されたヒマラヤ山脈である」
❌ 誤り。
誤答理由: ヒマラヤ山脈は大陸プレートどうしが衝突する狭まる境界の産物である。ずれる境界の代表はサンアンドレアス断層である。
覚えるポイント
- 広がる境界=海嶺・アイスランド、新しい地殻の生成
- 狭まる境界=海溝・弧状列島・ヒマラヤ(衝突)
- ずれる境界=サンアンドレアス断層
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。