TK-A1-02地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(1) 自然環境

世界の大地形についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

安定陸塊は先カンブリア時代の造山運動を受けたのち大きな変動を受けていない地域で、侵食が進んだ平原や高原が広がる

この問題のポイント

大地形の3区分(安定陸塊・古期造山帯・新期造山帯)の特徴を問う。形成時代と地形の起伏、産出資源の対応で解ける。

解説

世界の大地形は、形成された時代によって3つに区分される。

  • 安定陸塊先カンブリア時代(約5億4千万年以上前)の造山運動ののち、大きな地殻変動を受けていない地域。長期間の侵食により、起伏の小さい**平原や高原(楯状地・卓状地)**が広がる。カナダ、ブラジル、アフリカ大陸の大部分、オーストラリア西部などが該当し、鉄鉱石の産地が多い
  • 古期造山帯:古生代の造山運動で形成され、その後の侵食で低くなだらかになった山脈。アパラチア山脈、ウラル山脈などが代表で、石炭の産地が多い
  • 新期造山帯:中生代末から現在まで続く造山運動で形成された高く険しい山脈アルプス=ヒマラヤ造山帯環太平洋造山帯の2列からなり、地震・火山活動が活発である。石油の産出と関係が深い地域を含む
    「古いほど低くなだらか、新しいほど高く険しい」という原則と、資源との対応をセットで押さえたい。

ひっかけポイント
アルプス・ヒマラヤは「新期」造山帯であり、古期との入れ替えが定番。安定陸塊は変動が「少ない」地域で、地震・火山が活発という説明は新期造山帯のものである。

選択肢の確認

①「新期造山帯は長い侵食を受けて低くなだらかな山脈が連なる地域である」
誤り。
誤答理由: 低くなだらかな山脈は古期造山帯の特徴である。新期造山帯は形成が新しく高く険しい。

②「古期造山帯にはアルプス山脈やヒマラヤ山脈が含まれる」
誤り。
誤答理由: アルプス山脈・ヒマラヤ山脈は中生代末以降に形成された新期造山帯に属する。古期造山帯の代表はアパラチアやウラルである。

③「安定陸塊は現在も地殻変動が最も活発で、地震や火山噴火が頻発する地域である」
誤り。
誤答理由: 安定陸塊は地殻変動の少ない安定した地域である。地震・火山活動が活発なのは新期造山帯(変動帯)の特徴である。

④「安定陸塊は先カンブリア時代の造山運動を受けたのち大きな変動を受けていない地域で、侵食が進んだ平原や高原が広がる」
正しい。
正解。安定陸塊は先カンブリア時代の造山運動以降大きな変動を受けず、長い侵食で平坦化した平原・高原が広がり、鉄鉱石の産地が多い。

覚えるポイント

  • 安定陸塊=先カンブリア時代・平原と高原・鉄鉱石
  • 古期造山帯=低くなだらか・石炭(アパラチア・ウラル)
  • 新期造山帯=高く険しい・地震火山・アルプスと環太平洋

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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