SG3-002|地理総合・地理探究 対策問題
海溝型地震(プレート境界地震)の特徴として最も適切なものはどれか。
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正解: 1
正解
沈み込むプレートに引きずり込まれた陸側プレートが跳ね上がって起こり、規模が大きく津波を伴いやすい
この問題のポイント
海溝型地震の発生の仕組みを問う。「プレート境界で発生・規模が大きい・津波を伴う」の3点セットで判断する。
解説
海溝型地震は、海溝やトラフで海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むプレート境界で発生する地震である。
沈み込む海洋プレートに引きずり込まれた陸側プレートの先端にひずみが蓄積し、限界に達すると跳ね上がるようにずれ動いて地震となる。
特徴は次のとおりである。
- ひずみの蓄積と解放が繰り返されるため、ほぼ一定の間隔で繰り返し発生する
- 断層のずれる範囲が広く、マグニチュード8〜9級の巨大地震になりやすい
- 海底が急激に変動するため津波を伴いやすい
2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)はマグニチュード9.0の海溝型地震で、巨大津波が太平洋岸を襲った。今後は南海トラフ巨大地震の発生が警戒されている。
ひっかけポイント
内陸の活断層で起こる直下型地震との区別が最頻出。海溝型は「海底・大規模・津波あり」、直下型は「内陸・浅い・局地的」と対で覚える。
選択肢の確認
①「沈み込むプレートに引きずり込まれた陸側プレートが跳ね上がって起こり、規模が大きく津波を伴いやすい」
✅ 正しい。
正解。海溝型地震は沈み込む海洋プレートに引きずられた陸側プレートが跳ね上がって発生し、マグニチュード8〜9級の巨大地震となって津波を伴いやすい。
②「内陸の浅い活断層がずれて起こり、津波を伴うことはない」
❌ 誤り。
誤答理由: 内陸の浅い活断層で起こるのは直下型地震の説明である。海溝型は海底のプレート境界で発生し、津波を伴いやすい。
③「火山の噴火に伴って火口の直下だけで発生する小規模な地震である」
❌ 誤り。
誤答理由: 火山活動に伴う火山性地震の説明であり、プレート境界のひずみの解放で起こる海溝型地震とは別の現象である。
④「震源が必ず陸地の直下にあるため、海面の変動は起こらない」
❌ 誤り。
誤答理由: 海溝型地震の震源は海底にあり、海底の急激な変動こそが津波の原因となる。陸地直下という前提が誤り。
覚えるポイント
- プレート境界のひずみの解放で発生し、繰り返し起こる
- マグニチュード8〜9級の巨大地震になりやすい
- 海底の変動により津波を伴いやすい
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。