TK2-A03地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(1) 自然環境

プレートのずれる境界についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

2つのプレートが水平方向にすれ違う境界で、アメリカ西部のサンアンドレアス断層が代表例であり、地震が繰り返し発生する

この問題のポイント

ずれる境界の運動の向きと代表例を問う。「水平方向のすれ違い」「サンアンドレアス断層」「地震は多いが火山は乏しい」という特徴の組合せで解ける。

解説

ずれる境界は、2つのプレートが水平方向に互いにすれ違う境界であり、境界に沿って横ずれ断層(トランスフォーム断層)が発達する。
代表例が
アメリカ合衆国カリフォルニア州のサンアンドレアス断層
である。太平洋プレートと北アメリカプレートがすれ違うこの断層は全長1000キロメートル以上に及び、サンフランシスコやロサンゼルスといった大都市の近くを通るため、大地震のリスクが常に警戒されている。1906年のサンフランシスコ地震はこの断層の活動によるものである。
ずれる境界の特徴は、プレートの生成や沈み込みを伴わないため、地震は多発するが、マグマの供給が乏しく火山活動は基本的に活発でない点にある。広がる境界(海嶺・火山活動あり)、狭まる境界(海溝・火山や大山脈)との違いとして押さえておきたい。
海嶺と海嶺の間をつなぐ形で海底に多数のトランスフォーム断層が分布しており、ずれる境界は海底にも広くみられる。

ひっかけポイント
3種類の境界と代表例の組合せ問題で、サンアンドレアス断層をヒマラヤ(衝突)や海嶺(広がる)と入れ替えるのが定番。ずれる境界は「地震は多いが火山は乏しい」点も正誤の分かれ目。

選択肢の確認

①「ずれる境界では大規模な火山活動が必ず活発になり、火山帯が形成される」
誤り。
誤答理由: ずれる境界はマグマの供給が乏しく、火山活動は基本的に活発ではない。地震の多発が特徴である。

②「ずれる境界の代表例は、大西洋の中央を南北に走る大西洋中央海嶺である」
誤り。
誤答理由: 大西洋中央海嶺は新しい地殻が生まれる広がる境界の地形であり、ずれる境界の代表例ではない。

③「2つのプレートが水平方向にすれ違う境界で、アメリカ西部のサンアンドレアス断層が代表例であり、地震が繰り返し発生する」
正しい。
正解。ずれる境界はプレートが水平にすれ違う境界で、横ずれ断層が発達する。サンアンドレアス断層が代表で、地震が繰り返し発生している。

④「プレートが上下方向に重なり合う境界で、深い海溝が形成される」
誤り。
誤答理由: 上下に重なり海溝ができるのは狭まる境界(沈み込み型)の説明である。ずれる境界の運動は水平方向である。

覚えるポイント

  • ずれる境界=水平方向のすれ違い、横ずれ断層
  • 代表例はサンアンドレアス断層(カリフォルニア)
  • 地震は多発するが火山活動は乏しい

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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