TK2-B06地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(1) 自然環境

サバナ気候(Aw)についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

雨季と乾季が明瞭で、丈の長い草原に樹木がまばらに生えるサバナが広がり、ブラジル高原ではカンポと呼ばれる

この問題のポイント

サバナ気候の降水パターンと植生・地域名称を問う。「雨季と乾季」「疎林と長草草原」「リャノ・カンポ」という名称の対応がわかれば解ける。

解説

**サバナ気候(Aw)**は、熱帯雨林気候の高緯度側に分布し、雨季と乾季が明瞭な熱帯気候である。夏は赤道低圧帯の影響で雨季、冬は亜熱帯高圧帯の影響で乾季となる。
植生は、丈の長い草原に、乾燥に耐えるバオバブやアカシアなどの樹木がまばらに生える疎林付き草原(サバナ)である。乾季には草が枯れて一面の枯野となり、雨季には緑がよみがえる。この草原は地域ごとに固有の名称をもち、オリノコ川流域(ベネズエラ)ではリャノブラジル高原ではカンポ(セラード)と呼ばれる。
アフリカのサバナは野生動物の宝庫であり、タンザニアなどでは国立公園の観光(サファリ)が重要な産業となっている。農業では、乾季を利用した
サトウキビ・綿花・コーヒー
などの栽培が行われ、ブラジルのセラードは大規模な
大豆
産地に開発された。
代表都市には、バンコクやコルカタ、ブラジリアなどが挙げられる。雨季と乾季の交代を示す雨温図の判読が頻出である。

ひっかけポイント
「年中多雨」はAfの説明でありAwとの違いの核心。リャノ=オリノコ川流域、カンポ=ブラジル高原という草原名と場所の対応の入れ替えも定番の出題である。

選択肢の確認

①「サバナ気候の草原は、亜寒帯の針葉樹林帯の別名である」
誤り。
誤答理由: サバナは熱帯の長草草原であり、亜寒帯の針葉樹林帯はタイガと呼ばれる。植生帯の名称を混同している。

②「サバナ気候は南極大陸の沿岸部に広く分布している」
誤り。
誤答理由: サバナ気候は熱帯雨林気候の高緯度側の熱帯に分布する。南極大陸沿岸は氷雪気候(EF)であり、分布が全く異なる。

③「雨季と乾季が明瞭で、丈の長い草原に樹木がまばらに生えるサバナが広がり、ブラジル高原ではカンポと呼ばれる」
正しい。
正解。Awは雨季と乾季が明瞭な熱帯気候で、長草草原に疎林が交じるサバナが広がる。ブラジル高原のカンポ、オリノコ川流域のリャノが代表である。

④「一年を通じて降水が多く、乾季は全くみられない気候である」
誤り。
誤答理由: 年中多雨で乾季がないのは熱帯雨林気候(Af)の説明である。Awの特徴はまさに雨季と乾季の交代にある。

覚えるポイント

  • Aw=雨季と乾季、長草草原+疎林のサバナ
  • リャノ(オリノコ)・カンポ(ブラジル高原)の名称対応
  • セラードの大豆開発など農業とも関連

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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