TK-A2-02地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(1) 自然環境

熱帯の気候区についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 3

正解

熱帯雨林気候(Af)は年中高温多雨であるのに対し、サバナ気候(Aw)には雨季と乾季が明瞭にみられる

この問題のポイント

熱帯内部のAfとAwの違いを問う。「Af=年中多雨」「Aw=雨季と乾季」という降水パターンの対比と、対応する植生がわかれば解ける。

解説

熱帯(A)は最寒月の平均気温が18度以上の気候帯で、降水の季節配分によって主に次の気候区に分かれる。
熱帯雨林気候(Af)は赤道直下に分布し、年中高温多雨である。赤道低圧帯の影響を一年中受けるため乾季がなく、午後にはスコールと呼ばれる激しい雨が降る。常緑広葉樹の密林(アマゾンの
セルバ
など)が広がり、シンガポールが代表的な都市である。
サバナ気候(Aw)はAfの高緯度側に分布し、太陽の回帰に伴って気圧帯が南北に移動するため、赤道低圧帯の影響を受ける雨季と、亜熱帯高圧帯の影響を受ける乾季が明瞭に現れる。丈の長い草原に樹木がまばらに生えるサバナが広がり、ブラジル高原のカンポなどが代表である。
このほか、弱い乾季はあるが降水量の多い**弱い乾季のある熱帯雨林気候(Am)**があり、モンスーンの影響が強い地域にみられる。

ひっかけポイント
AfとAwの降水パターンの入れ替えが最頻出。wは「冬に乾燥」を表す記号であることを知っていれば、Awに乾季があると判断できる。サバナは草原であり砂漠ではない。

選択肢の確認

①「熱帯雨林気候(Af)では、降水が冬の数か月に集中する」
誤り。
誤答理由: Afには乾季がなく、降水は特定の季節に集中しない。冬に降水が集中するのは地中海性気候(Cs)などの特徴である。

②「サバナ気候(Aw)の地域は樹木が全く生育しない砂漠に覆われている」
誤り。
誤答理由: サバナは丈の長い草原に樹木がまばらに生える植生であり、砂漠ではない。樹木が生育しないのは乾燥帯や寒帯である。

③「熱帯雨林気候(Af)は年中高温多雨であるのに対し、サバナ気候(Aw)には雨季と乾季が明瞭にみられる」
正しい。
正解。Afは赤道低圧帯の通年の影響で年中多雨、Awは気圧帯の季節移動により雨季と乾季が明瞭に交代する。

④「サバナ気候(Aw)は年中多雨で、熱帯雨林気候(Af)には長い乾季がある」
誤り。
誤答理由: AfとAwの降水パターンを入れ替えている。年中多雨なのがAf、雨季と乾季があるのがAwである。

覚えるポイント

  • Af=年中多雨・スコール・セルバ(赤道直下)
  • Aw=雨季と乾季・サバナ(リャノ・カンポ)
  • 気圧帯の南北移動が雨季・乾季を生む

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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