TK4-035地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(2) 資源、産業

とうもろこしと大豆についての説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

ともにアメリカとブラジルが生産・輸出の中心で、飼料や油脂原料・バイオ燃料として需要が拡大している

この問題のポイント

とうもろこし・大豆の生産・輸出国(アメリカ・ブラジル)と、飼料・バイオ燃料という用途の広がりを問う。

解説

とうもろこし大豆は、食用にとどまらず家畜の飼料・油脂原料・バイオ燃料として使われる多用途作物で、世界の肉類消費の増加とともに需要が拡大し続けている。
とうもろこしの生産はアメリカが第1位で、コーンベルトが中心である。中国・ブラジルが続き、輸出はアメリカ・ブラジル・アルゼンチンが上位を占める。アメリカではバイオエタノール原料としての利用が大きい。
大豆は、かつてアメリカが最大の生産国だったが、セラード(ブラジル高原の草原)の農地開発によりブラジルが生産・輸出とも第1位となった。最大の輸入国は中国で、飼料・食用油向けに大量に買い付けており、米中の貿易摩擦の焦点にもなった。
セラードやアマゾンでの農地拡大は森林・草原の破壊という環境問題と表裏一体であり、需要拡大の影の面として問われる。

ひっかけポイント
大豆の主役交代(アメリカ→ブラジル)と、輸入大国が中国である点が統計判読の急所。とうもろこし1位はアメリカのまま、という対比も混同しやすい。

選択肢の確認

①「ともにアメリカとブラジルが生産・輸出の中心で、飼料や油脂原料・バイオ燃料として需要が拡大している」
正しい。
正解。とうもろこしはアメリカ、大豆はブラジルを軸に米州が生産・輸出の中心で、飼料・油脂・バイオ燃料需要の拡大が生産増を支えている。

②「ともに主産地はヨーロッパで、食用以外の用途はない」
誤り。
誤答理由: 両作物の主産地は南北アメリカであり、飼料やバイオ燃料など食用以外の用途が需要の中心である。

③「とうもろこしの生産第1位はロシア、大豆の生産第1位はフランスである」
誤り。
誤答理由: とうもろこし1位はアメリカ、大豆1位はブラジルであり、ロシア・フランスという組合せは誤りである。

④「大豆の輸入国としては人口の少ないアイスランドが世界最大である」
誤り。
誤答理由: 大豆の最大輸入国は飼料・食用油需要の大きい中国である。

覚えるポイント

  • とうもろこし生産1位はアメリカ(コーンベルト)
  • 大豆は生産・輸出ともブラジルが1位、輸入は中国が最大
  • 飼料・バイオ燃料需要の拡大が森林破壊と表裏一体

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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