TK6-034地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(4) 人口、都市・村落

つぼ型(紡錘型)の人口ピラミッドについての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 4

正解

年少人口の割合が老年人口を下回る形で、少子化が進む日本やドイツなどでみられ、将来の人口減少を示唆する

この問題のポイント

つぼ型の形の特徴(下すぼまり)と、それが意味する少子化・人口減少を読み取れるかを問う。

解説

つぼ型(紡錘型)の人口ピラミッドは、中高年層に比べて若い世代ほど人口が少ない、下がすぼまった形である。出生率が長期にわたり低下し続けた結果であり、少産少死がさらに進んだ社会を示す。
この型がみられるのは、日本・ドイツ・イタリアなど少子高齢化が深刻な先進国である。親になる世代自体が少ないうえ、一人の女性が産む子どもの数(合計特殊出生率)も人口を維持できる水準(約2.1)を大きく下回るため、出生数は加速度的に減り、将来の人口減少が避けられないことを意味する。
人口が減少し高齢者の割合が高まる社会では、労働力の不足、社会保障費の増大、地方の過疎化などが課題となる。
釣鐘型(出生率・死亡率がともに低く安定)との違いは、年少人口が老年人口を明確に下回っているかどうかで判別できる。

ひっかけポイント
つぼ型と釣鐘型の区別が頻出。裾野が中間層より狭く、下すぼまりならつぼ型で人口減少局面。日本の現在のピラミッドはつぼ型である。

選択肢の確認

①「出生率がきわめて高い発展途上国に典型的な形である」
誤り。
出生率の高い発展途上国に典型的なのは裾野の広い富士山型であり、つぼ型ではない。

②「多産多死の社会でみられる裾野の広い形である」
誤り。
多産多死の社会でみられる裾野の広い形は富士山型であり、下すぼまりのつぼ型とは逆である。

③「大都市への人口流入により生産年齢人口が突出した形である」
誤り。
大都市で生産年齢人口が突出するのは星型であり、人口移動を反映した別の型である。

④「年少人口の割合が老年人口を下回る形で、少子化が進む日本やドイツなどでみられ、将来の人口減少を示唆する」
正しい。
正解。つぼ型は若い世代ほど人口が少ない下すぼまりの形で、少子化が続く日本やドイツにみられ、将来の人口減少を示唆する。

覚えるポイント

  • つぼ型=年少人口が少ない下すぼまりの形
  • 日本・ドイツなど少子化の進む先進国でみられる
  • 将来の人口減少を示唆する型である

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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