TK6-036地理総合・地理探究 対策問題

地理探究A 現代世界の系統地理的考察(4) 人口、都市・村落

都市と農村の人口ピラミッドについての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 2

正解

就職や進学で若者が流入する大都市では生産年齢人口が突出した星型が、若者が流出する農山村ではその層が欠けたひょうたん型がみられる

この問題のポイント

人口移動(社会増減)がピラミッドの形に与える影響を、星型とひょうたん型の対比で理解しているかを問う。

解説

人口ピラミッドの形は出生・死亡だけでなく、人口移動によっても変形する。地域スケールでみられるのが星型とひょうたん型である。
星型(都市型)は、20歳前後から30歳代の生産年齢人口が横に突出した形である。進学や就職のために若者が流入する大都市やその近郊、たとえば東京23区などで典型的にみられる。
ひょうたん型(農村型)は、逆に若年の生産年齢人口の層がくびれて欠けた形である。若者が都市へ流出した農山村に典型的で、子どもと高齢者の割合が相対的に高くなる。過疎化が進むと地域社会の維持そのものが困難になり、集落機能の維持が難しい限界集落の問題につながる。
この2つの型は一国全体ではなく、地域の人口移動を反映した型である点が、富士山型・釣鐘型・つぼ型との違いである。

ひっかけポイント
星型=流入する都市、ひょうたん型=流出する農村という対応の入れ替えが定番。突出かくびれか、生産年齢人口の層に注目する。

選択肢の確認

①「都市と農村の人口ピラミッドはまったく同じ形になる」
誤り。
都市と農村では移動の向きが逆であるため、ピラミッドの形は大きく異なる。

②「就職や進学で若者が流入する大都市では生産年齢人口が突出した星型が、若者が流出する農山村ではその層が欠けたひょうたん型がみられる」
正しい。
正解。若者が流入する大都市では生産年齢人口が突出する星型、流出する農山村ではその層が欠けるひょうたん型がみられる。

③「大都市ではひょうたん型が、農山村では星型がみられる」
誤り。
星型とひょうたん型の対応を入れ替えた記述である。流入する都市が星型、流出する農村がひょうたん型である。

④「星型は出生率の高い発展途上国全体でみられる型である」
誤り。
星型は人口移動を反映した都市の型であり、途上国全体の型は富士山型である。

覚えるポイント

  • 星型=若者が流入する都市、生産年齢人口が突出
  • ひょうたん型=若者が流出する農山村、その層がくびれる
  • 社会増減(移動)が形をつくる点が特徴

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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