TK7-006地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

中国の地形の特徴について述べた文として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

西部にチベット高原などの高地が広がり、東部に平野が開ける、西高東低の地勢である

この問題のポイント

中国の地勢の基本骨格(西高東低)を問う。大河川が西から東へ流れる理由と結び付けて理解する。

解説

中国の地形は西高東低が基本骨格である。西部には平均標高4000mを超えるチベット高原(「世界の屋根」)やテンシャン山脈などの高峻な山地が広がり、中央部にはタリム盆地や黄土高原などが、東部には東北平原・華北平原・長江中下流平原といった低平な平野が開ける。
この地勢を反映して、ホワンホー(黄河)や長江などの大河川はいずれも西の高地に源を発し、東へ流れて太平洋側に注ぐ。両河川の中下流に広がる平野が、古くからの農業地帯であり人口の集中地帯でもある。
チベット高原はプレートの衝突で隆起した変動帯にあたるが、東部の平野は安定した地域であり、全土が新期造山帯というわけではない。人口は平野の広がる東部に極端に偏り、西部の高原・砂漠地帯は人口希薄である。

ひっかけポイント
東高西低と逆にする選択肢が定番。「大河川が東流して太平洋に注ぐ」ことから西高東低と判断できる。人口の東部偏在とセットで覚える。

選択肢の確認

①「東部に高い山脈が連なり、西に向かって低くなる東高西低の地勢である」
誤り。
誤答理由: 東高西低は逆である。黄河や長江が西から東へ流れて太平洋側に注ぐことから、西が高く東が低いとわかる。

②「国土の大部分が海抜数メートルの低平なデルタで占められている」
誤り。
誤答理由: 低平なデルタは河口部の一部にすぎない。国土にはチベット高原・タリム盆地など高地・内陸盆地が広く含まれる。

③「全土が新期造山帯に属しており、安定した平坦な陸地はほとんどみられない」
誤り。
誤答理由: 変動帯はチベット高原など西部の一部で、東部の平野は安定した地域である。全土が新期造山帯ではない。

④「西部にチベット高原などの高地が広がり、東部に平野が開ける、西高東低の地勢である」
正しい。
正解。中国は西部にチベット高原などの高地、東部に華北平原などの平野が広がる西高東低の地勢で、大河川は東流する。

覚えるポイント

  • 中国の地勢は西高東低(西にチベット高原、東に平野)
  • 黄河・長江は西から東へ流れ太平洋側に注ぐ
  • 人口は東部の平野に集中し、西部は人口希薄

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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