TK7-022地理総合・地理探究 対策問題

地理探究B 現代世界の地誌的考察(2) 現代世界の諸地域

メコン川について述べた文として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

チベット高原に源を発して複数の国を流れる国際河川で、河口のデルタでは稲作が盛んである

この問題のポイント

メコン川の流路(チベット高原からベトナム南部へ)と、デルタの稲作という河川と農業の結び付きを問う。

解説

メコン川チベット高原に源を発し、中国・ミャンマー・ラオス・タイ・カンボジアを経てベトナム南部で南シナ海に注ぐ、全長約4400kmの東南アジア最大の国際河川である。下流部に形成されたメコンデルタは世界有数の稲作地帯で、ベトナムが世界的な米の輸出国である基盤となっている。
流域では雨季の増水を利用した農業や漁業が営まれ、カンボジアのトンレサップ湖は雨季に面積が大きく広がる自然の調整池として知られる。
大陸部にはほかにも、タイのチャオプラヤ川(バンコクが河口部に位置)、ミャンマーのエーヤワディー川、ベトナム北部のホン川があり、いずれもデルタで稲作が盛んである。近年は上流のダム建設が下流国の水量や漁業に与える影響が国際問題となっている。

ひっかけポイント
バンコクを流れるのはチャオプラヤ川で、メコン川との入れ替えが定番。大陸部の大河川と流域国・デルタの対応を地図で確認しておく。

選択肢の確認

①「メコン川のデルタは乾燥が激しく、農業はほとんど行われていない」
誤り。
誤答理由: メコンデルタは湿潤な稲作地帯で、ベトナムの米輸出を支えている。乾燥で農業不可能という記述は誤りである。

②「チベット高原に源を発して複数の国を流れる国際河川で、河口のデルタでは稲作が盛んである」
正しい。
正解。メコン川はチベット高原に源を発し、複数の国を経てベトナム南部に至る国際河川で、デルタは世界的な稲作地帯である。

③「メコン川はタイの首都バンコクの市街地を貫いて流れる川である」
誤り。
誤答理由: バンコクを流れるのはチャオプラヤ川である。メコン川はタイの東の国境地帯を流れ、バンコク市街は通らない。

④「メコン川は海に注がず、内陸の砂漠で消失する内陸河川である」
誤り。
誤答理由: メコン川は南シナ海に注ぐ外洋河川であり、内陸で消失する内陸河川ではない。

覚えるポイント

  • メコン川はチベット高原源流の国際河川で河口はベトナム南部
  • メコンデルタは世界有数の稲作地帯
  • チャオプラヤ川はタイ、エーヤワディー川はミャンマーの川

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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