TK7-021|地理総合・地理探究 対策問題
東南アジアの地形について述べた文として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
インドシナ半島の大陸部に対し、島嶼部は変動帯にあたり、インドネシアやフィリピンでは火山活動や地震が活発である
この問題のポイント
東南アジアを大陸部と島嶼部に分け、変動帯にあたる島嶼部で火山・地震が多いという対比を問う。
解説
東南アジアは、インドシナ半島を中心とする大陸部(ミャンマー・タイ・ラオス・カンボジア・ベトナム)と、多数の島々からなる島嶼部(インドネシア・フィリピン・マレーシアなど)に大別される。
島嶼部は、アルプス=ヒマラヤ造山帯と環太平洋造山帯が連なる変動帯にあたる。プレートの沈み込み帯に位置するため、インドネシアのスマトラ島・ジャワ島やフィリピンには火山が列をなし、地震や津波の被害も多い。2004年のスマトラ島沖地震では、インド洋沿岸の広い範囲が津波に襲われた。火山の噴出物は肥沃な土壌をもたらし、ジャワ島の人口密度の高さの一因ともなっている。
一方、大陸部の内陸は比較的安定した地域で、火山はほとんどみられず、メコン川などの大河川が南下してデルタを形成している。
ひっかけポイント
火山・地震が活発なのは大陸部ではなく島嶼部という対比を逆にする選択肢が定番。スマトラ島沖地震・ジャワ島の火山と結び付けて覚える。
選択肢の確認
①「火山や地震は大陸部に集中しており、島嶼部ではほとんど起こらない」
❌ 誤り。
誤答理由: 火山・地震が活発なのは島嶼部であり、大陸部の内陸は比較的安定している。分布が逆である。
②「東南アジア全域が安定陸塊に属し、自然災害の少ない地域である」
❌ 誤り。
誤答理由: 東南アジアの島嶼部は環太平洋造山帯などにあたる変動帯で、スマトラ島沖地震のような大災害も起きている。
③「インドシナ半島の大陸部に対し、島嶼部は変動帯にあたり、インドネシアやフィリピンでは火山活動や地震が活発である」
✅ 正しい。
正解。島嶼部は変動帯にあたり、インドネシアやフィリピンでは火山が列をなし、地震・津波の被害も多い。
④「島嶼部は安定陸塊にあたるため、火山はまったくみられない」
❌ 誤り。
誤答理由: 島嶼部はプレートの沈み込み帯に位置する変動帯であり、安定陸塊で火山がないという記述は正反対である。
覚えるポイント
- 島嶼部は変動帯で火山・地震・津波が多い
- 2004年スマトラ島沖地震ではインド洋津波が発生
- 大陸部の内陸は比較的安定し、大河川がデルタを形成
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。