JT2-C10歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(3) 近世の国家・社会の展開と画期

19世紀初め、関東の治安維持のために設けられた役職はどれか。

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正解: 4

正解

関東取締出役

背景・因果

1805年設置の関東取締出役(八州廻り)は、関所を越えて横行する無宿人・博徒を、領主の別なく取り締まった。文化・文政期の農村荒廃と治安悪化への対応である。

覚えるポイント

寄場組合(改革組合村)とセットで出題される。「領主支配の枠を超える警察」の登場は、幕藩体制のほころびを示す。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「京都所司代」
京都所司代は江戸幕府が京都に置き、朝廷・西国大名を監視した役職である。関東農村の治安巡察を担当しない。

② ❌ 誤答「六波羅探題」
六波羅探題は承久の乱後に鎌倉幕府が京都へ置いた機関である。江戸時代の関東治安職ではない。

③ ❌ 誤答「鎮西探題」
鎮西探題は鎌倉幕府が九州統治のため置いた機関である。地域も時代も関東取締出役と異なる。

④ ✅ 正解「関東取締出役」
関東取締出役は1805年に設けられ、広域を巡回して博徒・無宿などを取り締まった。「八州廻り」とも呼ばれる。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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