JT2-D22|歴史総合・日本史探究 対策問題
1950年のレッドパージについて述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正解
共産党員とその同調者が官公庁や企業から追放された
背景・因果
朝鮮戦争勃発前後、GHQの示唆で共産党員や同調者が報道機関・官公庁・企業から追放された(レッドパージ)。占領初期の民主化と逆向きの、冷戦を反映した動きである。
覚えるポイント
公職追放(戦争協力者の排除)と方向が正反対である点が最大のポイント。「逆コース」の代表例として整理。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「戦犯が新たに逮捕された」
戦犯の逮捕・裁判は占領初期の戦争責任追及である。レッドパージは左翼勢力を職場から排除した政策だった。
② ❌ 誤答「自由主義者が政府に登用された」
自由主義者を政府へ登用する政策ではなく、共産主義者とみなされた人々を排除した。対象と方向が異なる。
③ ❌ 誤答「労働組合の結成が奨励された」
労働組合結成を奨励した五大改革指令とは逆に、左派労働運動を抑制した。労組活動の自由を拡大する政策ではない。
④ ✅ 正解「共産党員とその同調者が官公庁や企業から追放された」
レッドパージでは冷戦と朝鮮戦争を背景に、共産党員や同調者が官公庁・企業・報道機関などから追放された。占領政策の逆コースを示す。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。