JT2-D37|歴史総合・日本史探究 対策問題
1961年に整った国民皆保険・皆年金について述べた記述として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
全国民が医療保険と年金制度に加入する体制が実現した
背景・因果
1961年、国民皆保険・皆年金の体制が整い、すべての国民が医療保険・年金に加入することになった。高度成長の果実を社会保障に振り向けた画期である。
覚えるポイント
少子高齢化による制度の持続可能性が「現代の課題」として接続される。制度の成立年と背景(高度成長)をセットで。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「加入は任意で、多くの国民は未加入だった」
公的制度への加入を国民全体へ広げる仕組みで、任意加入者だけの制度ではない。未加入者を大幅に減らした点が「皆」の意味である。
② ✅ 正解「全国民が医療保険と年金制度に加入する体制が実現した」
1961年に国民健康保険と国民年金が全国で整い、原則としてすべての国民が公的医療保険・年金へ加入する国民皆保険・皆年金体制が成立した。
③ ❌ 誤答「保険と年金は公務員だけの制度だった」
被用者・自営業者・農林漁業者などを含む全国民を対象とする制度で、公務員だけに限定されない。所属に応じて加入制度が異なる。
④ ❌ 誤答「この制度は戦前から完成していた」
戦前にも一部保険・年金制度はあったが、全国民を覆う体制の完成は1961年である。戦前から完成していたのではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。