JT3-D27|歴史総合・日本史探究 対策問題
戦時下の国民生活について述べた文として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正解
米は配給制となり、衣料には切符制が導入された
背景・因果
戦時下では生活物資の統制が進み、米は1941年から配給制(成人1日2合3勺)、衣料は切符制となった。1943年には文科系大学生の徴兵猶予が停止され学徒出陣が始まり、中学生・女学生は軍需工場へ勤労動員、都市の国民学校児童は学童疎開で地方へ移った。
覚えるポイント
「配給・切符・学徒出陣・勤労動員・疎開」は戦時生活のキーワードとして写真・ポスター資料とともに問われる。金属供出(寺の鐘まで回収)も定番素材。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「都市の子どもの疎開は禁止されていた」
都市児童の疎開は禁止されず、空襲被害を避けるため集団疎開・縁故疎開が進められた。国民学校の児童が地方へ移された。
② ✅ 正解「米は配給制となり、衣料には切符制が導入された」
戦時下では米が1941年から配給制となり、衣料品には点数切符制が導入された。物資不足のなか国家が購入量や流通を統制した。
③ ❌ 誤答「食料は自由に売買され、統制はなかった」
食料は配給・価格統制の対象となり、自由な売買は制限された。統制外の闇市や買い出しが広がったこと自体が正規配給の不足を示す。
④ ❌ 誤答「大学生の徴兵猶予は最後まで維持された」
文科系大学生などの徴兵猶予は1943年に停止され、学徒出陣が始まった。学生の猶予が敗戦まで維持されたわけではない。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。