JT3-D14歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究D 近現代の地域・日本と世界(3) 近現代の地域・日本と世界の画期と構造

1902年に日本がイギリスと結んだ同盟の主なねらいはどれか。

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正解: 2

正解

ロシアの東アジア進出に対抗すること

背景・因果

義和団事件後も満洲に兵をとどめるロシアへの対応をめぐり、日本国内では日露協商論(満韓交換)と日英同盟論が対立したが、1902年、桂太郎内閣は日英同盟を選んだ。「光栄ある孤立」を捨てたイギリスと、ロシアとの対決に備えたい日本の利害が一致した同盟である。

覚えるポイント

「日露協商論(伊藤博文ら)との対立の末の選択」という経緯まで問われる。同盟が日露戦争での外債募集や講和仲介の環境を整えた点、第一次世界大戦参戦の根拠になった点も重要。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「ドイツと結んで三国同盟を作ること」
ドイツ・オーストリア・イタリアの三国同盟とは別で、日本がドイツと結んだ同盟ではない。日本は第一次大戦でドイツと戦った。

② ✅ 正解「ロシアの東アジア進出に対抗すること」
日英同盟はロシアの満洲・朝鮮方面への南下に対抗し、東アジアでの日本・イギリスの権益を守るため1902年に結ばれた。日露戦争の外交的基盤となった。

③ ❌ 誤答「アメリカの太平洋進出に対抗すること」
主な対象はロシアで、アメリカの太平洋進出への対抗同盟ではない。日米関係の緊張が深まるのは日露戦争後である。

④ ❌ 誤答「清と共同でフランスに対抗すること」
清と共同でフランスへ対抗する条約ではなく、日本とイギリスの二国間同盟である。清は同盟当事国ではない。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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