RS2-055歴史総合・日本史探究 対策問題

歴史総合D グローバル化と私たち(4) 現代的な諸課題の形成と展望

歴史総合の学習として、現代的な課題を歴史的に考える方法の説明として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正解

課題がいつ・どのように形成されたかを資料でさかのぼり、過去の対応から示唆を得る

背景・因果

少子高齢化・環境・格差といった現代の課題は、いずれも歴史的に形成されてきた。起源と経過を資料でたどり、過去の対応の成功と失敗から考えるのが歴史総合の到達点である。

覚えるポイント

大問の最後に置かれる「探究のまとめ」型設問はこの発想を問う。「単一資料での断定」を避ける選択肢が正解になりやすい。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「未来の予測だけを行い、過去の検証はしない」
将来を考える際にも、過去の予測・政策・結果を検証することで根拠と不確実性を評価できる。未来予測だけで歴史検証を省くのは探究にならない。

② ❌ 誤答「一つの資料だけで結論を確定する」
一つの資料には作成者・目的・範囲の限界があるため、異なる立場や種類の資料を照合する。単一資料だけで結論を確定するのは史料批判に反する。

③ ✅ 正解「課題がいつ・どのように形成されたかを資料でさかのぼり、過去の対応から示唆を得る」
現代課題の形成時期・原因・変化を複数資料でたどり、過去の政策と人々の対応、その成果と限界を比較する。歴史を現在の選択肢を考える根拠として使う探究方法である。

④ ❌ 誤答「現在の課題は過去と無関係なので、歴史は参照しない」
環境、人口、格差などは過去の制度・産業化・人口移動の積み重ねで形成されている。現在だけを切り離すと原因と政策効果を説明できない。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

関連問題

RS2-054RS3-001