JH-C1-01歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究C 近世の日本と世界(1) 近世への転換と歴史的環境

太閤検地の歴史的意義として最も適切なものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正解

石高制のもとで検地帳に耕作者を登録し、一地一作人の原則で中間搾取を排除した

背景・因果

太閤検地は統一基準で石高を定め、一地一作人の原則により荘園制の重層的権利を解消した。刀狩と合わせて兵農分離が進み、近世の身分秩序と大名知行制の基礎となった。

覚えるポイント

  • 核となる対応:「石高制のもとで検地帳に耕作者を登録し、一地一作人の原則で中間搾取を排除した」。全国共通の基準で土地を測量して石高を定め、一つの土地に一人の耕作者を検地帳へ登録した。一地一作人によって近世的土地支配を確立した。

  • 混同防止「荘園制のもとでの重層的な土地権利を追認し、強化した」:太閤検地は荘園制以来の領主・荘官・名主などの重層的権利を整理し、耕作者と領主の関係へ単純化した。旧来の権利を追認・強化した政策ではない。

選択肢別の検討

① ✅ 正解「石高制のもとで検地帳に耕作者を登録し、一地一作人の原則で中間搾取を排除した」
全国共通の基準で土地を測量して石高を定め、一つの土地に一人の耕作者を検地帳へ登録した。一地一作人によって近世的土地支配を確立した。

② ❌ 誤答「土地の面積・収穫量を測らず、自己申告のみで課税した」
検地役人が土地の面積・等級・標準収穫量を調査して石高を算定した。耕作者の自己申告だけに基づいて課税したのではない。

③ ❌ 誤答「武士と農民の身分の区別をなくした」
太閤検地と刀狩は武士と農民を分ける兵農分離を進めた。身分の区別をなくすのではなく、近世の身分秩序を形成する方向に働いた。

④ ❌ 誤答「荘園制のもとでの重層的な土地権利を追認し、強化した」
太閤検地は荘園制以来の領主・荘官・名主などの重層的権利を整理し、耕作者と領主の関係へ単純化した。旧来の権利を追認・強化した政策ではない。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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