JT3-B21歴史総合・日本史探究 対策問題

日本史探究B 中世の日本と世界(3) 中世の国家・社会の展開と画期

太閤検地の説明として正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正解

統一基準で土地を測量し、石高で年貢負担を定め、耕作者を検地帳に登録した

背景・因果

豊臣秀吉の太閤検地は、6尺3寸四方=1歩などの統一基準と京枡で全国の田畑を測量し、土地の生産力を石高で表して年貢の基準とし、実際の耕作者を検地帳に登録した(一地一作人)。これにより荘園制の複雑な権利関係は最終的に整理された。

覚えるポイント

「一地一作人=荘園制の終焉」という歴史的意義が最重要。明治の地租改正(地価・金納・地券)との比較問題も定番。

選択肢別の検討

① ❌ 誤答「貴族と寺社の荘園領主権を強化した」
太閤検地は公家・寺社・荘官などの重層的領主権を否定・整理した。荘園領主権を強化する政策ではない。

② ✅ 正解「統一基準で土地を測量し、石高で年貢負担を定め、耕作者を検地帳に登録した」
太閤検地は統一した尺度・京枡で田畑を測り、生産力を石高で示して実耕作者を検地帳へ登録した。一地一作人により荘園制の重層的権利を整理した。

③ ❌ 誤答「土地の売買を自由化し、地券を発行した」
地券を発行して地価に金納地租を課したのは1873年以降の地租改正である。16世紀の太閤検地との制度を混同している。

④ ❌ 誤答「農民の自己申告のみに基づき、測量は行わなかった」
検地役人が土地の面積・等級・収穫高を実地測量し、農民の自己申告だけには依存しなかった。統一測量が政策の核心である。

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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