JT2-B16|歴史総合・日本史探究 対策問題
戦国大名が行った指出検地の説明として最も適切なものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正解
家臣や寺社に土地の面積・収入を自己申告させて把握した
背景・因果
指出検地は土地の面積・年貢高を自己申告させる方式で、戦国大名が領国の収入と軍役の基準を把握する手段だった。太閤検地のような統一基準の実測とは異なる。
覚えるポイント
「指出(申告)→太閤検地(実測・一地一作人)」の段階差が定番の対比。検地帳の性格の違いまで問われる。
選択肢別の検討
① ❌ 誤答「農民の土地をすべて没収した」
土地の面積・収入を把握して課税・軍役に活用する制度で、農民の土地をすべて没収する政策ではない。検地と没収を同一視している。
② ❌ 誤答「検地の結果を秘密にして課税しなかった」
申告結果は領国収入の把握や家臣への軍役賦課に用いられ、秘密にして無課税としたのではない。大名の支配強化という目的と逆である。
③ ✅ 正解「家臣や寺社に土地の面積・収入を自己申告させて把握した」
指出検地では家臣・寺社などに土地面積や年貢高を指出状で自己申告させ、大名が領国収入と軍役基準を把握した。実測を原則とする太閤検地との違いが重要である。
④ ❌ 誤答「役人がすべての土地を実測した」
役人が統一基準で田畑を実測したのは太閤検地の特徴である。指出検地は申告方式なので、調査方法を取り違えている。
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。