DA-B03|情報Ⅰ 対策問題
通学手段のアンケートを学年別にクロス集計したところ、次のようになった。 ・1年生(計200人): 電車40人、自転車80人、徒歩80人 ・2年生(計150人): 電車60人、自転車60人、徒歩30人 「1年生のうち自転車の割合」と「自転車のうち1年生の割合」の組はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
クロス集計(2項目を組み合わせた集計) の「どちら向きの割合か」 — 第4問で読み違いが最も多いポイントです。
解説
クロス集計表とは、2つの項目(ここでは学年と通学手段)を縦と横に組み合わせ、各マスに当てはまる人数を集計した表です。読み取りの第一歩は、行(学年)ごと・列(通学手段)ごとの合計を押さえること。1年生の合計は200人、自転車の合計は80+60=140人です(合計が書かれていなければ自分で足して出します)。
割合を問われたら、「〜のうち」の直後にくる集団が分母、と決めて式を立てます。
- 「1年生のうち自転車」→ 分母は1年生200人。80÷200=0.40で40%(行方向の割合)。
- 「自転車のうち1年生」→ 分母は自転車140人。80÷140≒0.571で約57%(列方向の割合)。
注目してほしいのは、どちらも同じ「1年生×自転車=80人」のマスを使っているのに、分母の取り方で値も意味も変わることです。40%は「1年生の通学手段の内訳」を、57%は「自転車通学者の学年の内訳」を語っています。
共通テストでは、会話文の形で「その2つの割合は同じとは限らないよね」と行割合と列割合の混同を突いてきます。表の割合を見たら、必ず「この割合の分母はどの集団か」を自分の言葉で言う習慣をつけましょう。全体(350人)を分母にした割合と混同させる選択肢も定番です。
選択肢の確認
1.○ 行方向は80÷200=40%、列方向は80÷140≒57%。
2.× 列方向の割合も40%になると思い込んだ誤り。分母が違えば値も変わる。
3.× 2つの割合の対応が逆。
4.× 23%は分母を全体350人にした誤り(80÷350≒23%)。80%には根拠がない。
ここだけは覚えよう
「〜のうち」の直後が分母 — 同じマスの人数でも、行割合と列割合は別物。