DA-K18情報Ⅰ 対策問題

データの活用用語

全体(母集団)から一部を選んで調査し、全体の傾向を推測する調査方法を何というか。

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この問題のポイント

標本調査(一部から全体を推測) を問う問題です。全数調査との対比と、無作為抽出の重要性を押さえましょう。

解説

調べたい対象全体を母集団、そこから抜き出した一部を標本(サンプル)といいます。標本調査は、母集団から標本を選んで調べ、その結果から全体の傾向を推測する調査方法です。テレビの視聴率、選挙前の世論調査、工場での製品の抜き取り検査などが代表例です。

対になるのが全数調査で、国勢調査のように母集団の全員・全部を調べます。全数調査は正確ですが、費用と時間がかかりすぎる、缶詰の品質検査のように「調べると商品が壊れる」場合には使えない、という制約があります。だからこそ一部で済む標本調査が広く使われるのです。

標本調査の生命線は、標本を偏りなく選ぶこと=無作為抽出(ランダムに選ぶこと)です。標本が偏っていると、そこから推測した「全体の傾向」も間違ってしまいます。例えばSNS上の投票は「そのアカウントを見ていて、答えたい人だけ」が回答するため、母集団(国民全体など)の縮図にはなりません。

共通テストでは、標本調査と全数調査の使い分けや、「この調査結果は偏っていないか」を判断させる問題として出題されます。「誰が母集団で、標本はどう選ばれたか」を確認する習慣をつけましょう。

選択肢の確認

1.○ 母集団から一部を選んで全体を推測するのは標本調査。
2.× 全数調査は国勢調査のように全員・全部を調べる方法。一部だけではない。
3.× 追跡調査は同じ対象を時間をおいて繰り返し調べる調査。
4.× 臨床調査は医学分野で患者を対象に行う調査。

ここだけは覚えよう

一部(標本)から全体(母集団)を推測=標本調査 — 正しく推測するには無作為抽出が前提。

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