KM-14情報Ⅰ 対策問題

共通テスト過去問チャレンジ試作問題

試作問題 第4問 問1 表1は、国が実施した生活時間の実態に関する統計調査をもとに、15歳以上19歳以下の若年層について、都道府県別に平日1日の中で各生活行動に費やした時間(分)の平均値を、スマートフォン・パソコンなどの使用時間をもとにグループに分けてまとめたものの一部である。ここでは、1日のスマートフォン・パソコンなどの使用時間が1時間未満の人を表1-A、3時間以上6時間未満の人を表1-Bとしている。 花子さんたちは、表1-Aをスマートフォン・パソコンなどの使用時間が短いグループ、表1-Bを使用時間が長いグループと設定し、これらのデータから、スマートフォン・パソコンなどの使用時間と生活行動に費やす時間の関係について分析してみることにした。花子さんたちは、これらのデータから次のような仮説を考えた。表1-A、表1-Bのデータだけからは分析できない仮説を選べ。

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正解: 1

正答

1

問題の整理

データ分析を始める前の大事な確認——「その仮説は、手元のデータで検証できるか?」を問う問題です。手元にあるのは、都道府県別の生活行動の1日あたりの時間(分)の平均値が並んだ2つの表(使用時間が短いグループAと長いグループB)だけです。

検証できる仮説とは、表の中の列(変数)どうしの比較や関係で確かめられるもの。表にない情報が必要な仮説は、どうがんばっても検証できません。

解き方

各仮説に「必要なデータは表にあるか?」を当てはめます。

  • 「朝よりも夜に長く使っている」: 必要なのは時間帯別の使用時間データ。しかし表にあるのは1日の合計時間だけで、朝・夜の区別は存在しません検証不能 = 正解
  • 「長いグループは食事の時間が短い」: 表Aと表Bの食事の列を比較すれば検証できる ○
  • 「学業が長い県は趣味・娯楽が短い」: 表Bの中で学業の列と趣味娯楽の列の相関を見れば検証できる ○
  • 「使用時間と通学時間は関係ない」: 表Aと表Bの通学の列を比べれば検証できる ○

もっともらしい仮説でも、変数がなければただの推測です。分析の第一歩は「変数の在庫確認」——このチェックの習慣が問われています。

選択肢の確認

1.○ 時間帯(朝/夜)の情報は表になく、検証できない。
2.× 両表の食事の列の比較で検証可能。
3.× 表B内の2列の相関で検証可能。
4.× 両表の通学の列の比較で検証可能。

ここだけは覚えよう

仮説はまず「必要な変数が手元にあるか」を確認 — 表にない情報(時間帯など)は検証できない。

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