KM-11|情報Ⅰ 対策問題
試作問題 第4問 問4 花子さんたちは、表1-A(スマートフォン・パソコンなどの使用時間が1時間未満の人)について、睡眠の時間と学業の時間の関連を調べることとした。図4は、表1-Aについて学業の時間と睡眠の時間を散布図で表したものである。ただし、2個の点が重なって区別できない場合は□で示している。 都道府県単位でみたとき、学業の時間と睡眠の時間の間には、全体的には弱い負の相関があることが分かった。この場合の負の相関の解釈として最も適当なものを選べ。なお、ここでは、データの範囲を散らばりの度合いとして考えることとする。

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正解: 1
正答
1
問題の整理
「負の相関」という言葉の意味を正確に言葉へ直せるかを問う問題です。
- 正の相関: 一方が増えると、もう一方も増える傾向(散布図では右上がり)
- 負の相関: 一方が増えると、もう一方は減る傾向(散布図では右下がり)
- 相関の強弱は「傾向のはっきりさ(点が直線に近いか)」を表す
解き方
横軸が学業の時間、縦軸が睡眠の時間の散布図で「負の相関」があるということは、点の並びが右下がりだということです。言葉にすると「学業の時間が長い都道府県ほど、睡眠の時間が短い傾向がある」となり、これが選択肢1です。
ここで大事な区別が2つあります。
- 相関と散らばりは別物: 相関は「2つの量の関係の向き」の話で、それぞれの量の「散らばり(ばらつき)の大きさ」については何も言っていません。散らばりを比べたいなら範囲や分散を見ます。選択肢2・3はこの混同を誘う誤答です。
- 相関は「傾向」であって因果ではない: 「学業を増やすと睡眠が減る」という因果関係までは、相関だけからは言えません。あくまで「そういう傾向が見られる」です。
選択肢の確認
1.○ 負の相関=右下がりの傾向の正しい言語化。
2.× 散らばりの大小は相関からは分からない。
3.× 同上。相関と散らばりは別の概念。
4.× それは正の相関の解釈。
ここだけは覚えよう
負の相関=一方が増えると他方が減る傾向 — 相関は「関係の向き」、散らばりとは別物。