DA-K29情報Ⅰ 対策問題

データの活用用語

各階級の度数を全体の個数で割った値を何というか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

相対度数(割合としての度数) を問う問題です。「なぜ割合にするのか」まで理解しましょう。

解説

相対度数とは、各階級の度数(個数)を全体の個数で割った値、つまり「その階級が全体に占める割合」です。式は 相対度数 = 度数 ÷ 全体数。例えば40人のクラスで「50点以上60点未満」が10人なら、相対度数は 10÷40 = 0.25 です。すべての階級の相対度数を合計すると必ず1になります。

相対度数の最大の利点は、データ数が違う集団どうしを比較できることです。40人のA組で10人、100人のB組で20人が同じ階級にいるとき、人数(度数)ではB組が多く見えますが、相対度数では A組0.25 > B組0.20 で、割合はA組のほうが高いと分かります。「人数の違う集団の比較は相対度数で」が鉄則です。

発展として、相対度数を小さい階級から順に足し上げたものが累積相対度数です。「その階級以下に全体の何割が入るか」を表し、中央値の入る階級を探すとき(累積相対度数が0.5を超える階級)や、乱数を使ったシミュレーションで乱数の値から階級を割り当てる区間として使われます。

共通テストでは、度数分布表の空欄の相対度数・累積相対度数を計算させる問題が頻出です。「度数÷全体数」という単純な計算を確実に。

選択肢の確認

1.○ 度数を全体の個数で割った割合は相対度数。
2.× 絶対度数は割る前のそのままの個数(単に「度数」と同じ)。
3.× 累積度数は小さい階級から度数を足し上げた個数で、割合ではない。
4.× 有効度数という標準的な統計用語はない。

ここだけは覚えよう

相対度数=度数÷全体数(割合) — 人数の違う集団の分布比較は相対度数で行う。合計は必ず1。

関連問題

DA-K28DA-K30