DE-K14情報Ⅰ 対策問題

コミュニケーションと情報デザイン用語

圧縮したデータを元に完全に復元できる圧縮方式を何というか。

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正答

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この問題のポイント

可逆圧縮(完全に元へ戻せる圧縮) を問う問題です。非可逆圧縮との違いは圧縮分野の土台です。

解説

圧縮とは、データの中の繰り返しや偏りを利用してデータ量を減らす処理です。圧縮したデータを元に戻すことを展開(伸張)といい、展開したときに元のデータへ1ビットも違わず完全に復元できる方式が可逆圧縮です。ZIP、PNG、GIFなどが代表例です。

なぜ「可逆」であることが重要なのでしょうか。文書やプログラムは、1文字・1ビットでも変わると意味が壊れます。契約書の数字が変わったり、プログラムが動かなくなったりすることは許されないため、文字データやプログラムの圧縮には必ず可逆圧縮を使います。

一方の非可逆圧縮(JPEG、MP3など)は、人間が気づきにくい情報を捨てることで、可逆よりはるかに高い圧縮率を実現します。ただし捨てた情報は戻せません。「完全に戻せるが圧縮率はほどほど=可逆」「戻せないが高圧縮=非可逆」という、性質の交換(トレードオフ)の関係です。

共通テストでは、定義の選択のほか、「文書ファイルに非可逆圧縮を使ってよいか(答えは不可)」のような適否判断、ランレングス法・ハフマン法(どちらも可逆)を分類させる問題として出ます。

選択肢の確認

1.○ 完全に元へ復元できる圧縮=可逆圧縮。ZIP・PNGなど。
2.× 非可逆圧縮は情報を捨てるため元には戻せない。JPEG・MP3など。
3.× 暗号化はデータ量を減らす技術ではなく、内容を第三者に読めなくする技術。
4.× 正規化はデータベースなどでデータの重複を整理する手法。

ここだけは覚えよう

可逆=完全復元(文書・プログラム用)、非可逆=高圧縮だが戻せない(写真・音楽用) — 文字データは必ず可逆で。

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