DE-S31情報Ⅰ 対策問題

コミュニケーションと情報デザイン思考・計算

会社のロゴを作る。名刺にもポスターにも同じデータを使い回したい。適した画像形式と理由の組み合わせとして最も適当なものはどれか。

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正解: 1

正答

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この問題のポイント

用途に応じた画像形式の選択(ロゴ=ベクタ) を問う問題です。ラスタとベクタの仕組みの違いから答えを導きます。

解説

デジタル画像には2つの表現方式があります。ラスタ形式は画素(点)の集まりとして画像を記録する方式で、JPEG・PNG・BMPなどが該当します。ベクタ形式は「中心(x,y)に半径rの円」のように図形を座標と数式で記録する方式で、SVGなどが該当します。

違いが表れるのは拡大したときです。ラスタは画素数が固定なので、拡大すると画素の粗さ(ジャギー)が見えて劣化します。ベクタは表示のたびに数式から描き直すため、名刺サイズでもポスターサイズでも輪郭がなめらかなまま、画質が劣化しません

ロゴは小さな名刺から大きなポスターまで、大きさを変えて使い回すのが前提です。だから拡大縮小に強いベクタ形式が最適、という理由まで含めて選ぶのがこの問題の核心です。逆に、色が複雑に変化する写真を数式で表すのは困難なので、写真はラスタ(JPEG等)が適します。

共通テストでは「ロゴ・図面・イラスト→ベクタ、写真→ラスタ」という用途と形式の対応や、「拡大したらギザギザになった」という現象の理由を問う形で出題されます。仕組み(画素か数式か)とセットで覚えれば迷いません。

選択肢の確認

1.○ ベクタは数式で図形を表すため拡大しても劣化せず、サイズを変えて使うロゴに最適。
2.× JPEGはラスタ形式で拡大に弱く、非可逆圧縮のため再保存のたびに劣化もする。
3.× BMPも画素の集まり(ラスタ)であり、無圧縮でも拡大すれば粗くなる。
4.× ラスタとベクタで拡大時の挙動が明確に異なるので、「どれでも同じ」は誤り。

ここだけは覚えよう

ロゴ・図はベクタ(数式・拡大に強い)、写真はラスタ(画素・階調に強い) — 拡大して劣化しないのはベクタ。

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