NW-C14|情報Ⅰ 対策問題
バックアップの「3-2-1ルール」の内容として正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
3-2-1ルール(多重化による可用性の確保) を問う問題です。数字の意味を理由ごと説明できるようにしましょう。
解説
3-2-1ルールは、バックアップの信頼性を高めるための経験則です。①データのコピーを3つ持つ(原本+バックアップ2つ)。②2種類の異なる媒体に保存する(例: PC内蔵ディスクと、外付けディスクまたはクラウド)。③そのうち**1つは別の場所(オフサイト)**に置く。
それぞれの数字には理由があります。コピーが3つあれば、1つが壊れても残りから復元できます。媒体を2種類に分けるのは、同じ製品の同時故障や同じ弱点による全滅を避けるためです。1つを別の場所に置くのは、火災・水害・盗難のようにその場所ごとすべてを失う事態に備えるためです。
現代的な脅威であるランサムウェア(データを暗号化して身代金を要求するマルウェア)への備えとしても重要です。パソコンに接続したままの外付けディスクやネットワーク上のバックアップは、本体と一緒に暗号化されることがあります。そのため、普段は切り離しておく媒体や、過去の版を残せる世代管理付きのクラウドが有効です。
共通テストでは、ルールの内容の正誤に加え、「このバックアップ構成の弱点はどこか」という事例判断でも問われ得ます。数字の丸暗記ではなく「同時に全部を失わないための多重化」という目的から考えれば、応用問題にも対応できます。
選択肢の確認
1.○ コピー3つ・媒体2種類・1つは別の場所。正しい内容。
2.× 日数や時間の規則ではない。
3.× 人数やパスワード共有の規則ではない(パスワードの共有はむしろ危険)。
4.× 確認頻度の規則ではない(復元できるかのテスト自体は大切だが別の話)。
ここだけは覚えよう
コピー3・媒体2・別の場所1 — 「同時に全部を失わない」ための多重化。ランサムウェア対策は切り離し。