NW-C15|情報Ⅰ 対策問題
ブラウザでサーバ証明書を確認したところ、証明書の発行先が「examp1e.com」(エルではなく数字の1)だった。アクセスしようとしていたのは「example.com」である。判断として正しいものはどれか。
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正答
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この問題のポイント
証明書の発行先ドメインの確認 — HTTPSを正しく使う最後のピースを問う問題です。
解説
サーバ証明書は、認証局(CA)という第三者機関が「この公開鍵は、確かにこのドメインのサーバのものです」と保証する電子的な証明書です。重要なのは、証明書が保証するのは証明書に記載されたドメインのサーバであることだけ、という点です。
この事例を手順で確認しましょう。
- 自分がアクセスしたいのは example.com。
- 証明書の発行先は examp1e.com(エルの代わりに数字の1)。
- 両者は完全に別のドメイン。つまり、今つながっているのは目的のサイトではない。
examp1e.com のような紛らわしいドメインを取得し、そのドメイン自体には正規の証明書を付けてHTTPS化するのが、フィッシング詐欺の現代的な手口です。鍵マークはきちんと表示されるため、「HTTPSだから本物」という思い込みがそのまま罠になります。ドメイン名の1文字違いは誤差ではなく、別人の住所です。
安全確認は3段階で行います。①鍵マーク(通信の暗号化)を確認 → ②証明書の発行先ドメインを確認 → ③それが自分の行きたい場所と一致するかを確認。3つそろって初めてHTTPSの安全性が活きます。共通テストでは、この「証明書が保証する範囲」の正確な理解を突く出題が考えられます。
選択肢の確認
1.○ ドメインが不一致=別のサイト。フィッシングの可能性が高く、入力してはいけない。
2.× 証明書は「そのドメインのサーバである」ことしか保証しない。目的のサイトである証明にはならない。
3.× ドメイン名は1文字違えば完全に別のサイト。誤差という概念はない。
4.× 発行先が目的のドメインと一致するかの確認こそが本質。
ここだけは覚えよう
証明書はドメインの一致まで見る — 鍵マーク→発行先→行きたい場所と一致、の3段確認。