SO-K13|情報Ⅰ 対策問題
ID・パスワードに加えて、スマートフォンに届く確認コードや指紋など、複数の要素を組み合わせて本人確認を行う仕組みを何というか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
多要素認証(知識・所持・生体の組み合わせ) を問う問題です。「異なる要素の組み合わせ」であることが定義の核心です。
解説
認証とは、システムを使おうとしている人が本人かどうかを確認することです。認証に使える情報は3種類に分類され、これを認証の3要素といいます。①知識情報=本人だけが知っていること(パスワード、暗証番号)、②所持情報=本人だけが持っているもの(スマートフォン、ICカード)、③生体情報=本人の身体的特徴(指紋、顔、虹彩)です。
このうち異なる2つ以上の要素を組み合わせて本人確認するのが多要素認証(2つなら二要素認証)です。「パスワード(知識)+スマホに届く確認コード(所持)」が典型例です。パスワードが漏えいしても、攻撃者は本人のスマホを持っていないためログインできず、安全性が大きく向上します。
注意すべきひっかけは、「パスワード+秘密の質問」のように同じ要素(知識+知識)を2つ使っても多要素認証とは呼ばないことです(これは二段階認証ではあっても二要素ではない)。共通テストでは「多要素認証にあたる組み合わせはどれか」という形で、この区別が問われます。組み合わせを見たら「知識・所持・生体のどれとどれか」を判定する習慣をつけましょう。
選択肢の確認
1.× シングルサインオンは1回のログインで複数サービスを使える仕組み。安全性強化ではなく利便性の話。
2.○ 多要素認証。異なる要素を2つ以上組み合わせて本人確認する。
3.× アクセス制御は権限に応じて利用範囲を制限すること。本人確認の方式ではない。
4.× フィルタリングは有害サイトへのアクセスを制限する仕組み。
ここだけは覚えよう
多要素認証=知識・所持・生体のうち異なる2つ以上 — 「パスワード+秘密の質問」は知識どうしなので多要素ではない。