SO-S18情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決思考・計算

コンビニエンスストアの店内カメラの映像をAIで分析し、客の行動から品ぞろえを改善する取り組みを行うことにした。配慮すべきこととして最も適当なものはどれか。

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正解: 1

正答

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この問題のポイント

データ利活用とプライバシー配慮の両立 を問う問題です。「利活用してよい、ただし配慮とセットで」という中間の選択肢が正解の型です。

解説

店内カメラの映像は、顔が判別できる形で写っていれば特定の個人を識別できる個人情報になり得ます。したがって「店内=私有地だから自由」とはならず、個人情報保護法の考え方(利用目的の特定・本人への告知や公表・目的の範囲内での利用)に沿った扱いが必要です。

事例を判断する手順を整理しましょう。1. 集まるデータに個人を識別できる情報が含まれるか確認する(顔映像=含まれる)。2. 利用目的は正当か(品ぞろえの改善=正当)。3. 必要な配慮がされているか — 撮影・利用目的の告知、個人を特定できない形への加工(統計データ化や匿名加工情報)、目的外利用の禁止。この3点を満たせば、データ利活用とプライバシー保護は両立できます。正解の選択肢は、まさにこの「利活用+配慮」の組み合わせです。

誤答は両極端か無責任です。「私有地だから何でも自由」は法の適用を誤解した極端、「面白ければSNS公開」は目的外利用であり肖像権・プライバシーの侵害、「AIに任せて人間は確認しない」はAIの誤判定(誤検出や偏り)を放置する無責任な運用です。

共通テストの考察問題では、「便利さを全否定する選択肢」でも「リスクを無視する選択肢」でもなく、「利活用とプライバシー配慮を両立させる中間の選択肢」が正解になるのが典型パターンです。

選択肢の確認

1.○ 適切。目的の告知と、個人を特定しない加工などの配慮を利活用とセットで行う。
2.× 私有地でも、個人を識別できる情報を扱う以上、個人情報保護・プライバシーの配慮は必要。
3.× 目的外の無断公開であり、肖像権・プライバシーの侵害。
4.× AIの判断にも誤りや偏りがあり、人間による確認が必要。

ここだけは覚えよう

顔が写れば個人情報 — 利活用は「告知+匿名化」とセットで — 全面自由でも全面禁止でもなく、両立させる選択肢が正解。

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