SO-S38情報Ⅰ 対策問題

情報社会の問題解決思考・計算

ブレーンストーミング中に、あるメンバーが他人の案を「それは無理でしょ」と否定し始めた。司会者の対応として最も適当なものはどれか。

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正解: 1

正答

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この問題のポイント

ブレストの運営(批判厳禁ルールの徹底) を問う問題です。4原則と「発散→収束」の段階分けで判断します。

解説

ブレーンストーミングは、グループで自由にアイデアを出し合う発想法で、4つの原則があります。①批判厳禁(出された案を否定しない)、②自由奔放(突飛な案を歓迎する)、③質より量(多く出すほど良い案の母体が増える)、④結合改善(他人の案に乗っかり発展させる)。この問題の「それは無理でしょ」は、①批判厳禁への明確な違反です。

司会者の対応手順は、1. ルール違反を特定する(批判が始まった) → 2. ルールを全員に再確認する(個人攻撃ではなく、場のルールとして) → 3. 発想の継続を促す、です。批判が放置されると「否定されるかも」という不安で発言が萎縮し、量が出なくなり、③質より量の原則も崩れてしまいます。

背景にあるのは、アイデア出しを「発散」と「収束」の2段階に分ける考え方です。発散段階(ブレスト)では評価を封印してとにかく広げ、収束段階でKJ法(案をカードにして分類・整理する手法)や評価表を使って絞り込みます。「その場で多数決」が誤りなのは、収束の作業を発散の途中に持ち込んでいるからです。退席や打ち切りは、場の心理的安全性や目的そのものを壊してしまいます。

共通テストでは、ブレストの4原則を直接問う形と、この問題のように運営場面の判断として問う形があります。「批判禁止」「発散と収束を分ける」の2点を軸に判断しましょう。

選択肢の確認

1.○ ルールの再確認と発散の継続。4原則を守らせる司会の役割そのもの。
2.× 退席させるのは過剰で、安心して発言できる雰囲気を壊す。
3.× 多数決=評価・絞り込みは、発散が終わった後の収束段階で行う。
4.× 打ち切りではアイデアを集める目的を果たせない。

ここだけは覚えよう

ブレスト4原則=批判厳禁・自由奔放・質より量・結合改善 — 発散中は評価しない。絞り込みは収束段階(KJ法・評価表)で。

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