KZ-R6TB-04|公共・政治経済 対策問題
図が題材とする循環型社会の形成に関する知識として最も適切なものはどれか。

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正解: 4
正解
循環型社会形成推進基本法では、廃棄物の発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)の順に優先することとされている
この問題のポイント
3Rの内容とその優先順位を問う。リデュース→リユース→リサイクルの順番と、各用語の具体例の対応が判定の軸。
解説
循環型社会形成推進基本法(2000年)は、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会を改め、資源が循環する社会を目指す基本法である。同法は廃棄物対策の優先順位を明確に定めている。
- 第1にリデュース(発生抑制): ごみ自体を出さない。ペーパーレス化や簡易包装が例
- 第2にリユース(再使用): 形を変えずに繰り返し使う。着なくなった服を別の人が使う、瓶の再使用が例
- 第3にリサイクル(再生利用): 資源に戻して作り直す。ペットボトルを繊維に再生するのが例
その後に熱回収(サーマルリサイクル)、最後に適正処分が位置付けられる。つまり、そもそもごみを出さないことが最優先で、リサイクルや熱回収はその後の手段である。
図の循環の矢印は、この優先順位に沿って社会の物質の流れを組み替える方策を示している。
ひっかけポイント
リユース(そのまま使う)とリサイクル(資源に戻す)の具体例の入れ替えが定番。優先順位の第1はリサイクルではなくリデュース。
選択肢の確認
①「3Rのうち最も優先されるべきものは、再生利用(リサイクル)である」
❌ 誤り。
最優先はごみ自体を出さないリデュース(発生抑制)である。リサイクルは3番目に位置付けられる。
②「使用済みの製品を別の人が繰り返し使うことは、リサイクルにあたる」
❌ 誤り。
使用済み製品をそのままの形で繰り返し使うのはリユースである。資源に戻して作り直すリサイクルと混同している。
③「熱回収(サーマルリサイクル)は、3Rのどの取組よりも優先される」
❌ 誤り。
熱回収は3R(リデュース・リユース・リサイクル)より後の手段と位置付けられており、最優先ではない。
④「循環型社会形成推進基本法では、廃棄物の発生抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)の順に優先することとされている」
✅ 正しい。
正解。循環型社会形成推進基本法は、発生抑制(リデュース)→再使用(リユース)→再生利用(リサイクル)の優先順位を定めている。
覚えるポイント
- 優先順位はリデュース→リユース→リサイクル
- その後に熱回収、最後に適正処分
- 循環型社会形成推進基本法は2000年制定
共通テスト攻略
- 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
- 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。