KZ-R7T-10公共・政治経済 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験

同じ図の労働力人口に着目したとき、読み取りとして最も適切なものはどれか。

KZ-R7T-10の問題図版
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正解: 4

正解

労働力人口のうち65歳以上の部分は2000年以降増加しており、生産年齢人口が減少するなかで高齢者の労働参加が広がったことがうかがえる

この問題のポイント

積み上げ棒グラフの内訳(65歳以上と65歳未満)の変化を読み取る問題。労働力の高齢化という構造変化が核心。

解説

図の棒グラフは労働力人口を65歳未満と65歳以上に分けて示している。
65歳以上の労働力人口は、2000年以降明らかに厚みを増しており、高齢者の労働参加が広がったことがわかる。健康寿命の延び、年金支給開始年齢の引上げ、高年齢者雇用安定法による65歳までの雇用確保義務化など、高齢期にも働き続けられる(働く必要がある)環境の変化が背景にある。
一方で生産年齢人口は1990年代半ばから減少しており、65歳未満の労働力だけでは働き手を維持できない。高齢者と女性の労働参加の拡大が、労働力人口の水準を支えてきた構図である。
なお、労働力人口の合計は6,000万〜7,000万人程度で、1億2,000万人規模の総人口の8割には遠く及ばない。また棒グラフの高さを比べると、1980年より2020年の方が高く、「2020年の方が少ない」という読みは誤りである。

ひっかけポイント
全体の増減と内訳の増減を混同させる構図。労働力人口が総人口に占めるおおよその割合(5〜6割程度)も感覚として持っておきたい。

選択肢の確認

①「65歳以上の労働力人口は、期間を通じて減少し続けている」
誤り。
65歳以上の労働力人口は近年増加しており、減少し続けたという読みは図と逆である。

②「労働力人口の合計は、期間を通じて総人口の8割を超えている」
誤り。
労働力人口は6,000万〜7,000万人程度で、1億2,000万人規模の総人口の8割には遠く及ばない。

③「労働力人口の合計は、1980年よりも2020年の方が少ない」
誤り。
労働力人口の棒は1980年より2020年の方が高く、少ないという読みは誤り。

④「労働力人口のうち65歳以上の部分は2000年以降増加しており、生産年齢人口が減少するなかで高齢者の労働参加が広がったことがうかがえる」
正しい。
正解。棒グラフの65歳以上の部分は2000年以降厚みを増しており、高齢者の労働参加の広がりを示している。

覚えるポイント

  • 65歳以上の労働力人口は2000年以降増加
  • 高齢者・女性の労働参加が労働力人口を下支え
  • 労働力人口は総人口の8割には達しない

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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