PE6-004公共・政治経済 対策問題

政治・経済B 現代日本の経済(1) 市場経済の仕組み

需要の価格弾力性についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

米などの生活必需品は弾力性が小さく、宝飾品などのぜいたく品は弾力性が大きい傾向がある

この問題のポイント

需要の価格弾力性の意味と、必需品・ぜいたく品の対比を問う問題。「なくては困る財ほど価格が変わっても買う量を変えられない」と考えれば解ける。

解説

需要の価格弾力性とは、価格が1%変化したときに需要量が何%変化するかを示す値である。
米や医薬品のような生活必需品は、価格が上がっても消費をあまり減らせないため、弾力性は小さい(需要曲線の傾きは急になる)。
一方、宝飾品や海外旅行のようなぜいたく品は、値上がりすれば購入を控えたり別の消費に切り替えたりしやすいため、弾力性は大きい(需要曲線の傾きはゆるやかになる)。
弾力性の大小は、代わりになる財(代替財)があるかどうかにも左右される。代替財が多い財ほど、値上げされると他へ乗り換えられるので弾力性は大きくなる。
この概念は、豊作なのに農家の収入が減る「豊作貧乏」(必需品は弾力性が小さいため価格が大きく下落する)の説明にも使われる。

ひっかけポイント
「必需品=弾力性小」「ぜいたく品=弾力性大」の入れ替えが最頻出。弾力性が小さい財は値上げしても需要量があまり減らない点も確認しておく。

選択肢の確認

①「米などの生活必需品は弾力性が小さく、宝飾品などのぜいたく品は弾力性が大きい傾向がある」
正しい。
正解。米などの必需品は価格が上がっても消費を減らしにくいので弾力性が小さく、ぜいたく品は購入を控えやすいので弾力性が大きい。

②「生活必需品は弾力性が大きく、ぜいたく品は弾力性が小さい傾向がある」
誤り。
必需品と、ぜいたく品の弾力性の大小を逆にした記述である。正しくは必需品が小、ぜいたく品が大である。

③「弾力性はすべての財で常に1である」
誤り。
弾力性は財の性質や代替財の有無によって異なり、常に1になるわけではない。

④「弾力性が小さい財ほど、値上げすると需要量が大きく減少する」
誤り。
弾力性が小さい財は値上げしても需要量があまり減少しない。大きく減少するのは弾力性が大きい財である。

覚えるポイント

  • 価格弾力性=価格変化に対する需要量の反応の大きさ
  • 生活必需品は弾力性小、ぜいたく品は弾力性大
  • 代替財が多い財ほど弾力性は大きい

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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