PE-B1-02公共・政治経済 対策問題

政治・経済B 現代日本の経済(1) 市場経済の仕組み

需要曲線・供給曲線の移動についての説明として最も適切なものはどれか。

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正解: 1

正解

ある財が消費者の間で人気を集めると需要曲線は右に移動し、均衡価格は上昇する

この問題のポイント

曲線のシフトの向きと均衡価格の変化を問う問題。「需要増=需要曲線が右へ」「費用増=供給曲線が左へ」という対応を図でイメージできれば解ける。

解説

需要曲線は右下がり、供給曲線は右上がりで描かれ、交点が均衡価格と均衡取引量を示す。価格以外の条件が変わると、曲線そのものが左右に移動(シフト)する。
需要曲線は、所得の増加や流行・人気の高まりなど、同じ価格でも買いたい量が増える変化で
右へ
移動する。需要曲線が右へ動くと、交点は右上へずれ、均衡価格は上昇し取引量も増える。人気の低下や代替品の登場なら左へ移動し、価格は下落する。
供給曲線は、原材料価格や賃金の上昇など生産費用が増える変化で左へ移動し、均衡価格は上昇する。逆に技術革新で費用が下がれば右へ移動し、均衡価格は下落して取引量は増える。
共通テストでは「何が起こると、どちらの曲線が、どちらへ動き、価格はどうなるか」を一連の因果として問う。原因を需要側・供給側に仕分けることが第一歩である。

ひっかけポイント
人気上昇=需要曲線が「右」、費用上昇=供給曲線が「左」。向きを一つ入れ替えた選択肢が定番で、技術革新→費用低下→価格下落の因果も逆転させられやすい。

選択肢の確認

①「ある財が消費者の間で人気を集めると需要曲線は右に移動し、均衡価格は上昇する」
正しい。
正解。人気の高まりは同じ価格でも買いたい量を増やすため需要曲線が右へ移動し、交点が右上へずれて均衡価格は上昇する。

②「ある財の人気が高まると、需要曲線は左に移動する」
誤り。
誤答理由: 人気の高まりで需要曲線は右へ移動する。左への移動は人気の低下や所得の減少など、需要が減る場合である。

③「原材料価格が上昇すると、供給曲線は右に移動する」
誤り。
誤答理由: 原材料価格の上昇は生産費用を増やすため、供給曲線は左へ移動する。右へ移動するのは技術革新などで費用が下がる場合である。

④「技術革新によって生産費用が下がると、均衡価格は上昇する」
誤り。
誤答理由: 技術革新で費用が下がると供給曲線は右へ移動し、均衡価格は下落する。上昇とする説明は因果が逆である。

覚えるポイント

  • 需要増加(人気・所得増)=需要曲線が右へ、価格上昇
  • 費用増加=供給曲線が左へ、価格上昇
  • 技術革新=供給曲線が右へ、価格下落

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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