KZ-R7T-04歴史総合・世界史探究 対策問題

共通テスト図版チャレンジ令和7年度 追・再試験

統一連邦構想が挫折して起こった1947年の印パ分離独立に伴う出来事として正しいものはどれか。

KZ-R7T-04の問題図版
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正解: 1

正解

宗教を異にする住民の大移動と衝突で多数の犠牲者が出た

この問題のポイント

1947年の印パ分離独立に伴って起こったことを問う問題。宗教を異にする住民の大移動と衝突、カシミール問題、ガンディー暗殺という負の側面を押さえる。

解説

1947年8月、イギリス領インドは、ヒンドゥー教徒中心のインド連邦とムスリムのパキスタンに分かれて独立した。
国境線が宗教人口の分布を無視して引かれたため、独立と同時に大混乱が起こる。ヒンドゥー教徒・シク教徒はインド側へ、ムスリムはパキスタン側へと、1000万人を超える住民の大移動が発生し、各地の衝突で数十万人が犠牲になったとされる。
藩王国カシミールは、住民の多数がムスリム、藩王がヒンドゥー教徒だったため帰属が決まらず、第1次印パ戦争が勃発。問題は現在も未解決である。
統一と宗教融和を訴え続けたガンディーは、1948年に急進的ヒンドゥー教徒により暗殺された。初代首相はネルーである。

ひっかけポイント
初代首相はネルーであり、ガンディーは公職に就いていない。「平和的に完了」「カシミール即解決」のような負の側面を消した選択肢は誤り。

選択肢の確認

①「宗教を異にする住民の大移動と衝突で多数の犠牲者が出た」
正しい。
1947年の分離独立ではヒンドゥー教徒・シク教徒とムスリムの大規模な移動が起こり、各地の衝突で多数の犠牲者が出た。

②「分離は住民の移動を伴わず平和的に完了した」
誤り。
実際には1000万人規模の住民移動と激しい衝突が生じており、移動を伴わず平和的に完了したという説明は事実に反する。

③「カシミール帰属問題は即座に解決した」
誤り。
カシミールの帰属は決まらず、1947年から印パ戦争が起こって現在も未解決のままである。

④「ガンディーが初代首相に就任した」
誤り。
インドの初代首相はネルーであり、ガンディーは公職に就かないまま1948年に暗殺された。

覚えるポイント

  • 1947年印パ分離独立、1000万人超の住民大移動
  • カシミール帰属問題から印パ戦争、現在も未解決
  • ガンディーは1948年暗殺、初代首相はネルー

共通テスト攻略

  • 資料を先に観察:題名・年代・作成者・注記・凡例・単位を確認し、資料に直接示された事実と、知識から推測した内容を分ける。
  • 既習事項と接続:資料中の固有名詞・制度・数量の変化を手掛かりに、同時代の政治・社会・対外関係へ結び付ける。資料にないことを印象だけで補わない。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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