RS2-027歴史総合・世界史探究 対策問題

歴史総合C 国際秩序の変化や大衆化と私たち

第一次世界大戦終結後の1920年に日本経済を襲った出来事はどれか。

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正解: 4

正解

大戦景気の反動による戦後恐慌

この問題のポイント

1920年に日本経済を襲った出来事を問う問題。大戦景気の反動による戦後恐慌という、1920年代の恐慌連鎖の起点の知識で解ける。

解説

第一次世界大戦中の日本は、空前の大戦景気に沸いた。しかし1918年に大戦が終わると、ヨーロッパ諸国の生産が復活し、アジア市場での日本製品の優位は失われていく。
大戦中の過剰な設備投資と投機のツケが回り、1920年3月、株式市場の暴落をきっかけに戦後恐慌が発生した。綿糸・生糸の価格は暴落し、多くの企業・銀行が経営難に陥った。
これが1920年代の「恐慌の時代」の始まりである。

  • 1920年 戦後恐慌
  • 1923年 震災恐慌(関東大震災)
  • 1927年 金融恐慌(震災手形処理の失敗、取付け騒ぎ)
  • 1930年 昭和恐慌(金解禁+世界恐慌)
    この4つの恐慌の連鎖は、年代整序問題の超定番である。順番と原因をセットで覚えたい。

ひっかけポイント
戦後恐慌(1920年・大戦景気の反動)と金融恐慌(1927年・震災手形問題)の原因の取り違えに注意。石油危機は1973年で時代が全く違う。

選択肢の確認

①「石油危機」
誤り。
石油危機は第四次中東戦争を契機とする1973年の出来事で、1920年より半世紀以上後である。高度経済成長を終わらせた要因に当たる。

②「金融ビッグバン」
誤り。
金融ビッグバンは1990年代後半の金融制度改革を指す。第一次世界大戦直後の景気反動とは時代も政策内容も異なる。

③「地租改正反対一揆」
誤り。
地租改正反対一揆は地租改正が進められた1870年代に起こった。1920年の工業・金融不況を表す出来事ではない。

④「大戦景気の反動による戦後恐慌」
正しい。
第一次世界大戦中の過剰投資と輸出減の反動から、1920年に株価暴落を伴う戦後恐慌が起こった。震災恐慌・金融恐慌・昭和恐慌へ続く最初の恐慌である。

覚えるポイント

  • 戦後恐慌は1920年、大戦景気の反動
  • 恐慌の連鎖:1920戦後→1923震災→1927金融→1930昭和
  • 契機は株価暴落と輸出の減退

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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