RS3-038歴史総合・世界史探究 対策問題

歴史総合C 国際秩序の変化や大衆化と私たち(3) 経済危機と第二次世界大戦

1941年12月8日に太平洋戦争が始まった際の日本軍の行動として正しいものはどれか。

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正解: 1

正解

ハワイ真珠湾攻撃とマレー半島上陸をほぼ同時に行った

この問題のポイント

太平洋戦争の開戦時の日本軍の行動を問う問題。真珠湾攻撃とマレー半島上陸がほぼ同時に行われた点が正解の鍵。

解説

日米交渉が行き詰まり、1941年11月のハル=ノート(中国・仏印からの全面撤退などを要求)を最後通牒と受け取った日本は、対米英開戦を決定した。

1941年12月8日(日本時間)、日本軍は2つの作戦をほぼ同時に実行した。

  • 海軍機動部隊によるハワイ真珠湾への奇襲攻撃…アメリカ太平洋艦隊の戦艦群に大打撃
  • 陸軍によるイギリス領マレー半島への上陸…時刻はむしろ真珠湾より早かった

こうして日本は米英に宣戦し、太平洋戦争(アジア太平洋戦争)が始まった。日本は「大東亜共栄圏」の建設を掲げ、緒戦の半年で香港・シンガポール・フィリピン・オランダ領東インドなど東南アジアの広大な地域を占領した。

しかし1942年6月ミッドウェー海戦で主力空母4隻を失う大敗を喫し、戦局の主導権はアメリカ側に移った。以後、ガダルカナル島の攻防を経て日本は守勢に立たされていく。

ひっかけポイント
「真珠湾攻撃だけ」と思い込ませる出題が増加中。マレー半島上陸が同時(時刻は先)だった点、ミッドウェーは開戦時ではなく半年後の転換点である点に注意。

選択肢の確認

①「ハワイ真珠湾攻撃とマレー半島上陸をほぼ同時に行った」
正しい。
日本軍は1941年12月8日、日本時間でハワイ真珠湾を攻撃すると同時にマレー半島へ上陸し、アメリカ・イギリスなどとの戦争を開始した。

②「ミッドウェー島への上陸作戦から開始した」
誤り。
ミッドウェー海戦は開戦から約半年後の1942年6月で、日本海軍が大敗した。太平洋戦争最初の作戦ではない。

③「ソ連領への侵攻から開始した」
誤り。
日本はソ連と日ソ中立条約を結んでおり、開戦時にソ連領へ侵攻していない。ソ連の対日参戦は1945年8月である。

④「オーストラリア本土への上陸から開始した」
誤り。
日本軍は東南アジア・太平洋へ進攻したが、オーストラリア本土への上陸から戦争を始めてはいない。

覚えるポイント

  • 1941年12月8日、真珠湾攻撃とマレー半島上陸がほぼ同時
  • 対米英宣戦で太平洋戦争開始、緒戦は東南アジアを占領
  • ミッドウェー海戦(1942年6月)で戦局が転換

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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