WT9-K01歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究B 諸地域の歴史的特質の形成(3) 諸地域の歴史的特質

世界の三大宗教の成立を古い順に並べたものとして正しいものはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正解

仏教 → キリスト教 → イスラーム

この問題のポイント

三大宗教の成立順を問う。仏教(前5世紀)→キリスト教(1世紀)→イスラーム(7世紀)の基本整序で確実に得点したい。

解説

前提として、民族や身分の枠を超えてすべての人の救済を説く宗教を世界宗教と呼び、仏教・キリスト教・イスラームが三大宗教とされる。
成立順は次のとおりである。

  • 仏教:前5世紀ごろ、インドでガウタマ・シッダールタが開く。ヴァルナ制を否定し、苦からの解脱を説いた
  • キリスト教:1世紀、パレスチナのイエスの教えから成立。ローマ帝国の迫害を経て4世紀末に国教化
  • イスラーム:7世紀(610年ごろ)、メッカの商人ムハンマドが唯一神アッラーへの帰依を説く
    伝播の方向もセットで覚えたい。仏教は中央アジア経由で東アジアへ、キリスト教はローマ帝国圏からヨーロッパへ、イスラームは交易網に沿って西アジアからアフリカ・東南アジアへ広がった。

ひっかけポイント
前5世紀→1世紀→7世紀の順の入れ替えが定番。ヒンドゥー教やユダヤ教は特定民族と結びつきが強く、三大世界宗教に含めない点にも注意。

選択肢の確認

①「キリスト教 → 仏教 → イスラーム」
誤り。
キリスト教の成立は1世紀で、前5世紀ごろの仏教より新しいため順序が入れ替わっている。

②「イスラーム → キリスト教 → 仏教」
誤り。
イスラームは7世紀の成立で三者の中で最も新しく、最初に置くことはできない。

③「仏教 → イスラーム → キリスト教」
誤り。
イスラームは7世紀、キリスト教は1世紀であり、イスラームがキリスト教より先に来ることはない。

④「仏教 → キリスト教 → イスラーム」
正しい。
仏教は前5世紀ごろのインドでガウタマが説き、キリスト教は1世紀にイエスの教えから成立し、イスラームは7世紀にムハンマドが創始した。この順序が正しい。

覚えるポイント

  • 仏教は前5世紀ごろ、ガウタマが開く
  • キリスト教は1世紀、イエスの教えから成立
  • イスラームは7世紀、ムハンマドが創始

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 年代の基準点を置く:各項目の年を全部思い出そうとせず、政権交代・法令・戦争など確実な基準点の前後に配置して順序を確定する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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