WT9-S11歴史総合・世界史探究 対策問題

世界史探究E 地球世界の課題(4) 地球世界の課題の探究

世界の一体化の進展を示す出来事を古い順に並べたものとして正しいものはどれか。

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正解: 3

正解

マゼラン一行の世界周航 → スエズ運河開通 → 世界恐慌の世界的連鎖 → インターネットの普及

この問題のポイント

世界の一体化の段階を問う。世界周航→スエズ運河→世界恐慌→インターネットと、移動・経済・情報の各次元で深まった流れが核心。

解説

前提として、グローバル化は現代に突然始まった現象ではなく、何世紀もかけて段階的に深まってきた。この長期の視点が世界史探究の核心テーゼである。

  • マゼラン一行の世界周航(1522年帰還):地球が一つの海で結ばれていることを実証。一体化の始まり
  • スエズ運河開通(1869年):ヨーロッパとアジアの距離を劇的に短縮。移動の高速化
  • 世界恐慌の連鎖(1929年〜):ニューヨークの株価暴落が瞬く間に各国へ波及。経済の一体化の証明
  • インターネットの普及(1990年代〜):情報の一体化
    各段階で「何が一体化したか」(地理的認識→移動→経済→情報)を言い分けられるようにするのがポイントである。それぞれ約350年、60年、60年と間隔が縮んでいく加速の構図も、グラフやリード文の題材になる。

ひっかけポイント
スエズ運河(1869年)と世界恐慌(1929年)の前後の入れ替えが典型。各出来事を「何の一体化か」で意味づけて覚えると、単純な年号勝負にならない。

選択肢の確認

①「世界恐慌の世界的連鎖 → スエズ運河開通 → マゼラン一行の世界周航 → インターネットの普及」
誤り。
世界恐慌は1929年でスエズ運河開通(1869年)より後であるため、最初に置くことはできない。

②「マゼラン一行の世界周航 → 世界恐慌の世界的連鎖 → スエズ運河開通 → インターネットの普及」
誤り。
スエズ運河の開通は1869年で世界恐慌(1929年)より前であるため、順序が入れ替わっている。

③「マゼラン一行の世界周航 → スエズ運河開通 → 世界恐慌の世界的連鎖 → インターネットの普及」
正しい。
マゼラン一行の世界周航(1522年帰還)、スエズ運河開通(1869年)、世界恐慌の世界的連鎖(1929年)、インターネットの普及(1990年代)の順で、一体化は段階的に深まった。

④「スエズ運河開通 → マゼラン一行の世界周航 → インターネットの普及 → 世界恐慌の世界的連鎖」
誤り。
マゼラン一行の周航は16世紀でスエズ運河開通(1869年)より前であり、また世界恐慌はインターネット普及より前である。

覚えるポイント

  • 世界周航1522年=地球の一体性の実証
  • スエズ運河1869年、世界恐慌1929年
  • インターネット普及は1990年代から

共通テスト攻略

  • 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
  • 年代の基準点を置く:各項目の年を全部思い出そうとせず、政権交代・法令・戦争など確実な基準点の前後に配置して順序を確定する。
  • 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。

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