WT9-S17|歴史総合・世界史探究 対策問題
女性の権利の歴史の出来事を古い順に並べたものとして正しいものはどれか。
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正解: 1
正解
フランス革命期のグージュの主張 → ニュージーランドの女性参政権 → 日本の女性参政権 → 国連の女子差別撤廃条約
この問題のポイント
女性の権利史の整序を問う。グージュ(1791年)→ニュージーランド(1893年)→日本(1945年)→女子差別撤廃条約(1979年)の流れが核心。
解説
前提として、フランス革命の人権宣言がうたった「人間」の権利は、実際には男性の権利にとどまっていた。
女性の権利の歩みは次の順である。
- オランプ・ド・グージュ:1791年、「女性の権利宣言」を発表して男女平等を主張したが、のちに革命政府により処刑された。「革命の限界」を示す資料として頻出
- ニュージーランド:1893年、世界で初めて女性参政権を実現
- 日本:1945年、戦後改革の中で女性参政権が実現し、翌46年の総選挙で39人の女性議員が誕生
- 女子差別撤廃条約:1979年に国連で採択。日本は1985年の批准に向けて男女雇用機会均等法を制定した
個人の主張→一国での制度化→国際規範化という、約200年かけた権利拡大の段階として理解すると整序に強い。
ひっかけポイント
世界初の女性参政権=ニュージーランド(1893年)は差がつく知識。グージュが革命政府に処刑された事実は、フランス革命の限界を示す資料問題の定番。
選択肢の確認
①「フランス革命期のグージュの主張 → ニュージーランドの女性参政権 → 日本の女性参政権 → 国連の女子差別撤廃条約」
✅ 正しい。
オランプ・ド・グージュの女性の権利の主張(1791年)、ニュージーランドの世界初の女性参政権(1893年)、日本の女性参政権(1945年)、女子差別撤廃条約(1979年採択)の順である。
②「国連の女子差別撤廃条約 → 日本の女性参政権 → ニュージーランドの女性参政権 → グージュの主張」
❌ 誤り。
グージュの主張は1791年で最も古く、女子差別撤廃条約は1979年で最も新しいため、並びが完全に逆である。
③「ニュージーランドの女性参政権 → グージュの主張 → 女子差別撤廃条約 → 日本の女性参政権」
❌ 誤り。
グージュの主張(1791年)はニュージーランドの女性参政権(1893年)より約100年前であり、順序が誤っている。
④「日本の女性参政権 → グージュの主張 → ニュージーランドの女性参政権 → 女子差別撤廃条約」
❌ 誤り。
日本の女性参政権は1945年であり、グージュ(1791年)やニュージーランド(1893年)より後である。
覚えるポイント
- グージュの女性の権利宣言は1791年
- 世界初の女性参政権はニュージーランド(1893年)
- 日本は1945年、女子差別撤廃条約は1979年
共通テスト攻略
- 知識を関係で再現:用語を単独で思い出すだけでなく、「いつ・誰が・何のために・何を行い・何が変わったか」を一続きにして選択肢と照合する。
- 年代の基準点を置く:各項目の年を全部思い出そうとせず、政権交代・法令・戦争など確実な基準点の前後に配置して順序を確定する。
- 消去の軸を固定:各選択肢を「時期・主体・目的・内容・結果」に分け、一か所でも歴史的対応がずれるものを消す。語句が一部合うだけで選ばない。