BK-IMMUNITY-04生物基礎 対策問題

生物基礎. ヒトの体の調節免疫の働き

皮膚の傷から細菌が侵入した数時間後、傷口に好中球が集まり、細菌を取り込む像が観察された。抗原特異的な抗体が十分増える前に起こったこの反応は何に分類されるか。

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正解: 2

解き方

問題文の数値・実験操作・比較対象を整理し、侵入から数時間後、抗原特異的抗体が十分増える前に好中球が細菌を取り込んだという細胞名・時期・作用から免疫系を判定するという手順で判定する。

正解の根拠

「自然免疫による好中球の食作用」

好中球が感染初期から病原体を取り込む食作用は自然免疫に含まれ、抗原特異的なクローン増殖を待たずに働く。

誤答の理由

  • 「獲得免疫の一次応答で生じた形質細胞による食作用」:形質細胞は活性化B細胞から分化して抗体を分泌する獲得免疫の細胞であり、細菌を取り込む主な食細胞ではない。
  • 「体液性免疫の記憶細胞が、抗体を介さず細菌を取り込む反応」:記憶B細胞・記憶T細胞は再感染時の速い獲得免疫応答を担うが、自ら細菌を抗体なしで取り込む主細胞ではない。
  • 「細胞性免疫のキラーT細胞が、侵入細菌を直接取り込む反応」:キラーT細胞は抗原を提示する感染細胞などを認識して傷害する細胞性免疫を担い、細胞外の侵入細菌を直接食作用する細胞ではない。

覚えるポイント

必ず覚える:侵入から数時間後、抗原特異的抗体が十分増える前に好中球が細菌を取り込んだという細胞名・時期・作用から免疫系を判定する。用語だけでなく因果関係まで説明できるようにする。

共通テストでの解き方

共通テストの注意:好中球・マクロファージ=食作用を担う自然免疫、形質細胞=抗体分泌、キラーT細胞=感染細胞傷害。細胞名・免疫分類・作用をセットで覚える。

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